自転車の見本市「台北サイクルショー2016」の模様

写真拡大 (全2枚)

(台北 17日 中央社)台湾ブランドの自転車は欧州を中心に世界で高い人気を誇る。経済部の統計によると、オランダ、英国、中国大陸では2016年1月から9月までの輸入自転車市場におけるシェアで1位を獲得。近年ではアジア市場に向けた輸出の割合が増加している。

経済部によると、完成車および部品の輸出先のトップは欧州で、2016年の輸出額に占める割合は50.5%に上る。次いで北米の23.4%、アジアの17.5%。だが、2007年と比較すると、欧州の割合は7.8ポイント減少。反対にアジアが7.5ポイント増えた。同部はこの背景について、中国大陸への輸出が大幅に増加したためだと説明。2016年は2007年と比べ、31.6%伸びた。

完成車の輸出先上位3カ国は、米国、オランダ、英国。部品の主要輸出先はドイツ、米国、オランダとなっている。世界最大の自転車生産地である中国大陸との競争が激化する中、台湾の製品が高い支持を得ていることについて経済部は、欧州ではサイクリングが盛んで、台湾で生産される高品質で軽量な高価格帯の車種や部品に対するニーズが高いためだと分析している。

財務省の貿易統計によると、日本の台湾産自転車輸入額は、2015年は約2億5800万円。中国大陸に次いで2位となっているが、輸入自転車市場でのシェアは約12%に留まっている。

台湾自転車輸出業公会がまとめた統計によると、2015年の完成車輸出額は18億9300万米ドル(約2157億8300万円)余りで、2014年に比べ約10%伸びた。

(黄巧ブン/編集:名切千絵)