ジャック・ニコルソン(写真は2016年12月撮影のもの)
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 3度のアカデミー賞に輝く名優ジャック・ニコルソン(79)は引退したと、1969年の映画『イージー・ライダー』の共演者で、以来よき友人であるピーター・フォンダ(76)が The Sun に語った。

 ロサンゼルスで行われたBAFTA(英国映画テレビ芸術アカデミー)ティーパーティーに出席したフォンダは、ニコルソンについて「彼は基本的に引退していると思う。彼の思いを代弁したくはないけど、彼はたくさんの仕事をしたし、金銭面でもとてもうまくやった」とコメント。「時に、人々(があることをする)には他の人が知らないような理由があるもの。わたしはそれを尋ねたりしないよ。電話のときは『ジョニー(ニコルソンの愛称)、今何している?』じゃなく、『元気? 調子はどう?』って言うからね」と続けた。

 1958年に映画デビューを果たしたニコルソンは、『チャイナタウン』『シャイニング』『郵便配達は二度ベルを鳴らす』『バットマン』『ディパーテッド』など数々の名作に出演。アカデミー賞には12回ノミネートされ、『カッコーの巣の上で』と『恋愛小説家』で主演男優賞、『愛と追憶の日々』で助演男優賞を受賞するという輝かしいキャリアを誇る。2010年の『幸せの始まりは』以降、映画には出演していない。フォンダは、もし素晴らしい役のオファーがあればニコルソンがカムバックする可能性もあるだろうが、何かよっぽど特別な役でないと難しいと考えているという。

 2013年9月にニコルソンが記憶障害のため引退したと一部で報じられた際には、彼の広報が「彼は現役です。記憶障害などなく、実際、今後の映画のための脚本を読んでいるところです」と NBC News に否定のコメントを出していた。しかし、当時もニコルソンは「死ぬまでもう仕事をするつもりはない。もはや表舞台に立つ必要はない」と The Sun のインタビューで演技への情熱が失われてしまったと語っていた。(編集部・市川遥)