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飛行機メーカーのエアバスのトム・エンダースCEOが、「2017年内に『空飛ぶ自動車』のプロトタイプをテストする計画がある」と語りました。

Airbus CEO sees 'flying car' prototype ready by end of year | Reuters

http://www.reuters.com/article/us-airbus-group-tech-idUSKBN1501DM

エンダースCEOは、「100年前に都市交通は地下に閉じ込められました。今こそ都市交通を地面より上(空)に取り戻すときです」と述べたとロイターが報じています。さらにエンダースCEOは、「エアバスが『空飛ぶ自動車』のテスト飛行を2017年末までに実行すると期待している」と付け加えたとのこと。



エアバスは2016年に「Project Vahana」と呼ばれる空飛ぶ自動車の開発プロジェクトを進めていることを明らかにしていました。Project Vahanaではローターを搭載し垂直離着陸できる一人乗りの都市型コミューターが開発されており、今回のエンダースCEOの発言は、Vahanaコミューターの飛行試験が2017年内に行われることを示唆したものと考えられます。



エアバスによると、垂直離着陸可能な空飛ぶ自動車は、鉄道や高速道路のように莫大な建設費用を必要としないため都市インフラのコストを大きく削減できるとのこと。旅客機だけでなく商業用ヘリコプターでも世界最大のメーカーであるエアバスは、都市型の空飛ぶ自動車の開発に向けて、人工知能技術や自動運転技術などの新技術を最大限に取り入れることで新時代を切り開くための投資をしたいとエンダースCEOは語っています。



空飛ぶタクシー計画を明らかにしたUberや、空飛ぶ自動車開発スタートアップに投資していると噂されるGoogle創業者のラリー・ペイジ氏など、テクノロジー業界では空飛ぶ自動車が大きなトレンドとなりつつあります。ロイターによると、エンダースCEOは「(空飛ぶ自動車がトレンドになりつつある)このような状況を無視すれば、エアバスは重要な事業部門から撤退することになる」と述べ、Vahanaコミューターへの意気込みを明らかにしたとのこと。飛行機業界の雄・エアバスによる空飛ぶ自動車計画には大きな期待がかかります。