間もなく春節(旧正月)を迎える中国では、各地で赤や金色のめでたい飾りつけが行われている。昨年開園した上海ディズニーランドでも、ミッキーマウスをはじめとするお馴染みのキャラクターたちが新年到来のムードを盛り上げているようだ。(イメージ写真提供:(C)sh_lisong /123RF)

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 間もなく春節(旧正月)を迎える中国では、各地で赤や金色のめでたい飾りつけが行われている。昨年開園した上海ディズニーランドでも、ミッキーマウスをはじめとするお馴染みのキャラクターたちが新年到来のムードを盛り上げているようだ。

 しかし、そんな雰囲気に水を差すような出来事も起きている。中国メディア・環球網は16日、上海ディズニーの園内で一部の客らが春節に向けた装飾の一部を勝手に持ち帰る事案が発生していることを伝える記事を掲載した。

 記事は、同園のシンボルと言えるお城「奇幻童話城堡」前の植え込みにこのほど、ミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、デイジーダックがチャイナドレスなど中国伝統衣装に身を包んだ春節向けモニュメントが設置されたことを紹介。来訪者らの撮影スポットとなる一方で、ドナルドダックが持つお盆に乗っていた「キャンディ」や「お菓子」が一部の客らによって次々と「拝借」され、ついにはなくなってしまったと伝えた。

 モニュメントがある植え込みの周囲には柵があるが、「略奪者」たちはその柵を物ともせずに乗り越え、アクセサリーを持って行ったようだ。記事に掲載された写真を見ると、空っぽになったお盆には接着剤や粘着テープのような跡が残っており、「お菓子」などが強引に引き剥がされたことが伺える。

 記事は、このような状況を知ったネットユーザーから不満の声が数多く上がっており、「いかなる時でもモラルに注意しなければならない」との声が寄せられたことを併せて紹介した。

 柵がなければいい、という話ではもちろんないのだが、柵があるにもかかわらずそれを平気で乗り越えて備品を持って行ってしまうというのは問題の根深さを物語っているように思える。そしてさらに問題なのは、こういった「事件」が「中国なら不思議ではない」と国内外の多くの人から思われてしまっていること。イメージを覆すのはとても大変だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)sh_lisong /123RF)