14日、日本でも方言やなまりがあると、他地域の出身者は聞き取れなかったり勘違いしたりすることがあるが、国土の広い中国ではそうした現象がより深刻だ。

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2017年1月14日、日本でも方言やなまりがあると、他地域の出身者は聞き取れなかったり勘違いしたりすることがあるが、国土の広い中国ではそうした現象がより深刻。“普通話”と呼ばれる標準語が浸透してきてはいるものの、地域によって発音が標準的ではないため、依然誤解を招いてしまうケースがある。

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重慶商報によると、重慶市でスーパーを経営する広東省出身の譚嘉鋭(タン・ジアールイ)さんは、現地の印刷会社に「米ボストン産のロブスターが4尾328元(約5400円)になるサービス券を印刷してほしい」と発注したのだが、印刷会社は「4」を「10」と聞き間違え、「10尾328元」で印刷してしまった。

普通話の「4」は「い」の口で「スー」のように発音し、「10」は舌をそりあげて「シー」のように発音する。しかし、記事によると重慶以外の地域の出身者に聞いたところ、ほとんどが重慶人の「4」と「10」の区別がわからないと回答したという。一方、広東省出身者もそり舌の発音がうまくできない人が多いとされ、「44」を発音してもらうと、「スースースー」のように聞こえる場合もある。

譚さんも印刷会社の担当者も、電話口で数を確認し合ったと口をそろえる。譚さんは「確かに印刷会社はロブスターの数を確認してきた。でも、はっきりと『4尾』と言ったので印刷をお願いした」と言い、印刷会社は「ロブスターが1尾いくらかなんてわからない。彼(譚さん)の普通話が標準的ではなかったのでわざわざ『10尾ですよね?』と確認した。そうしたら、彼は『そうだ』と言ったんだ」と話した。スーパーはすべての印刷物についてチェックを行っているわけではなく、いくつかをサンプル検査するだけだったという。

譚さんはサービス券を配布し始めた当日に間違いを発見し、回収したが、すべてを回収することはできず、券を入手した20人余りの客が店を訪れた。店側は「印刷ミスのため、10尾ではなく4尾とさせていただきます」と説明したが客らは納得せず、結局、譚さんは店のイメージを優先させるために折れた。譚さんによると、損失は1万元(約16万円)以上になったというが、具体的な責任の所在について、印刷会社と話し合うとしている。(翻訳・編集/北田)