「僕とカミンスキーの旅」の一場面 (C)2015 X Filme Creative Pool GmbH / ED Productions Sprl / WDR / Arte / Potemkino / ARRI MEDIA

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 「グッバイ、レーニン!」のボルフガング・ベッカー監督とダニエル・ブリュールが12年ぶりに再タッグを組んだ「僕とカミンスキーの旅」が4月公開される。高慢で美術評論家と、破天荒な盲目の老画家の友情と珍道中を描く。

 ベッカー監督にとって12年ぶりの新作。ダニエル・ケールマンの小説「僕とカミンスキー」を原作に、盲目の老画家カミンスキーがかつて愛した女性を訪ねるために、美術評論家の青年ゼバスティアンとフランス、スイス、ドイツ、ベルギーへ旅し、不思議な友情で結ばれていく。

 ブリュールが主人公のゼバスティアンに、「007」シリーズのミスター・ホワイト役で知られるイェスパー・クリステンセンがカミンスキーに扮する。またチャールズ・チャップリンの実娘のジェラルディン・チャップリンがカミンスキーの元恋人、レオス・カラックス監督作の常連ドニ・ラバンがホームレス役を演じる。

 金と名声ほしさに芸術家の伝記を書こうと思い立った無名の美術評論家ゼバスティアンは、山奥で隠遁生活を送る画家カミンスキーを訪ねる。カミンスキーはマティスの最後の弟子でピカソの友人、ポップアート隆盛の60年代NYで 脚光を浴びた伝説的な人物だ。ゼバスティアンは新事実を暴く為、年老いたカミンスキーを言葉巧みに自宅から誘い出し若き日に愛した女性のもとへ連れて行こうとする。

 「僕とカミンスキーの旅」は4月、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開。