14日、韓国の大学生の10人中6人は箸を正しく使えていないとの調査結果が出た。写真は韓国料理。

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2017年1月14日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国の大学生の10人中6人は箸を正しく使えていないとの調査結果が出た。

韓国箸協会会長を務めるキム・ピルス大林大教授がこのほど韓国の大学生の男女176人を対象にアンケート調査を行ったところ、65.3%に当たる115人が箸を正しく使えないと答えた。この結果は、教授が10年前に行った同様の調査とあまり変わっていないという。自動車学科で教えるキム教授が箸に関する協会を設立したきっかけが、まさにこの結果に衝撃を受けたことだった。

キム教授は「箸使いの文化は韓・中・日3カ国を中心に発展してきた」としながらも、木の箸を使う日中と異なり「韓国は唯一金属の箸を使うことで繊細な箸使いをしてきた」と説明する。しかし「現在、学校教育で行われる箸の使い方の教え方が体系的でなく、関連の研究もほとんど行われていない」として「1000年の間受け継がれてきた韓国固有の伝統文化」が危機に直面していると指摘、韓国も日本などと同様に「箸に対する関心を深め、優秀な伝統文化を継承する努力が必要だ」とした。

このキム教授の指摘について韓国のネットユーザーの意見はさまざまだが、「箸が正しく持てないからって伝統文化の話になるの?」「箸使いがうまければきれいに食べられるわけじゃない。箸は食事道具の一つにすぎない」「それぞれが楽な持ち方をしてるのを、わざわざ正しい方法にそろえなきゃいけないのかな?」「箸が正しく使えるかどうかは主観的なもの。これが正解という箸使いはない」「人の箸の持ち方がどうだろうと、他人に迷惑を掛けなければ問題ないでしょ」「食べるのには困らないよ」と、反論する声が多数の共感を得ている。

また、「たぶん100年前も6割くらいの人が正しく使えてなかったと思うよ。無駄な心配だね」「左利きを右利きに変えるようなやり方は本当に未開な文化だ」「西洋の人たちはフォークしか使わなくてもノーベル賞をじゃんじゃん取ってるじゃないか」「箸も鉛筆も持ち方はどうでもいいと思う」といった声も。

一方、少数ではあるが「箸をきちんと使えない男の人は、それだけで嫌いになる」「箸使いは個性とは別物。結局は親の教育の問題」「こういうものこそ保存すべきわが伝統だ」など、箸使いの重要性を認めるコメントも一部寄せられた。(翻訳・編集/吉金)