俺ちゃん、アカデミー賞もいけちゃう?
 - Twentieth Century Fox Film Corporation / Photofest / ゲッティ イメージズ

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 映画賞シーズン真っ只中の今、マーベルの破天荒ヒーローを描いた映画『デッドプール』をアカデミー賞に推しまくるアピール動画が公開され、話題を呼んでいる。

 過激な暴力と下品なジョークをたっぷり盛り込んだ作風で、R指定(日本ではR15+)を受けながらも世界的大ヒットを記録した『デッドプール』。“デップー”ことデッドプールを演じた俳優ライアン・レイノルズがTwitterに投稿した動画では、本作の名シーンの数々に「600ポンドのチミチャンガ(※デッドプールの大好物、約272キログラム)、4組のケツ無しチャップス(※装具のこと)、12分間にわたる屈辱、117ページの脚本、465個のアドリブ……」という具合に、いかにもデップーらしい視点(?)で本作を構成するものが次々と紹介されていく。

 それは次第に、「20世紀フォックスからの42回もの不採用通知、1つの流出動画、7.83億人のファン」と本作の実現までに11年もかかった苦難の道のりを示すものに。ファンなら思わずじわりとしてしまう動画に仕上がっている。

 そんなデッドプールだが、今月8日(現地時間)に授賞式が行われたゴールデン・グローブ賞では、コメディー/ミュージカル部門にて作品賞と男優賞にノミネートされていた。受賞はどちらも『ラ・ラ・ランド』に譲ったものの、男優賞を逃したライアン(・レイノルズ)は、アンドリュー・ガーフィールドと熱烈キスを交わし、話題をかっさらったことが記憶に新しい。

 また、ゴールデン・グローブ賞はドラマ部門と分かれているからという理由でノミネーションの敷居が低かったという声もあるが、ここにきてアカデミー賞ノミネーションも決して夢ではないというような状況になっている。全米脚本家組合(WGA)賞で脚色賞ノミネーション、全米プロデューサー組合(PGA)賞でもノミネーション、そして全米監督組合(DGA)賞では初監督映画部門にメガホンを取ったティム・ミラー監督がノミネーションと大健闘を見せている。さて、デップーはアカデミー賞にノミネーションを果たすことができるのか。もしノミネーションされれば、またしても授賞式を盛り上げてくれそうだ。(編集部・石神恵美子)