世界の「カンニング」事情がすごい…試験での不正は日本だけじゃなかった!

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カンニングは世界中で問題となっているようだ。

「スマホ使用」や「電卓」など12件

14日と15日に行われた「大学入試センター試験」で、12件の不正行為があったと発表された。

不正の内容は「スマホで教科書の画像を見る」や「電卓の持ち込み」、「定規の使用」「試験終了後のマークシート修正」など。

12件という不正件数は、2006年以降最多だという。

昨年から「不正」を公表

センター試験での不正が公表されるようになったのは昨年から。

2015年までは公表されていなかったが、2006年〜2015年までの10年間で「替玉」や「カンニング」などの不正行為が65件発生。

相次ぐ不正を受けて“再発防止策”を取るためにも公表すべきだと判断され、2016年試験から不正の件数と内容が公開されるようになった。

試験が全て無効に

大学入試センター試験では不正が発覚した場合、次のような対処がされる。

不正行為を行った場合は,その場で受験の中止と退室を 命じられ,それ以後の受験はできなくなります。また,受験した大学入試センター試験のすべての 教科・科目の成績を無効とします

大分大学 ーより引用

今年のセンター試験で不正が発覚した12人についても、試験の成績がすべて無効となった。

インド、カンニングで1600人以上が退場に

大学入試センター試験で12件の不正が確認されたことを受けて、ネット上には「こんなにいたんだ…!」「不正したやつ多すぎ」「呆れた」など、多くの反響がよせられているが、試験での不正が問題となっているのは日本だけではない。

インドで2015年、数千人規模の大規模なカンニングが発覚し世間を驚かせた。

インドでは年に1回大学受験資格を得るための「SLC試験」が行われているが、今後の人生を左右する重大な試験であることから、家族ぐるみでのカンニングが横行。

2015年には「保護者が壁によじ登って子どもに答案を渡す」「紙飛行機で答案を飛ばす」などカンニングが相次いで1600人が退場に。その後、数百人が退学処分になった。

カザフスタン、11メートルのカンニングペーパー

カザフスタンでは2012年、11メートルのカンニングペーパーを服に隠して試験に挑んだ高校生が退学に。

シャツの下に隠されていた11メートルのカンニングペーパーには、数学や歴史、語学など5教科の2万5000語の単語が書かれていたという。

ラオス、カンニングは“助け合い”?

ラオスではカンニングは「助け合い」と考えている人も多く、悪いことだという意識が薄いとか。

このため、ラオスに派遣されたあるJICAボランティアはカンニングがなぜいけないのかを説明したり、「隣同士で問題の数値を変える」「皆で話し合いながら問題を解く形式を導入する」など、カンニング対策を工夫したという。

タイ、カンニング対策に段ボール

相次ぐカンニングに、各国であの手この手の対策が行われている。

タイのある大学では、カンニング防止のために頭の横に紙をぶら下げての試験が開催。

「ODDITYCENTRAL」HP

インドでは軍の入隊試験がパンツ1枚で実施。

他にも「試験会場の周辺にシェパードを配置」「マークシートの回答欄を円形に配列する」など、世界中でさまざまな対策が行われている。