『ザ・コンサルタント』ギャビン・オコナー監督と、主演のベン・アフレック 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

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全米映画ランキング初登場1位を獲得したサスペンス・アクション映画『ザ・コンサルタント』(2017年1月21日日本公開)。ベン・アフレックが会計士の仮面をかぶった殺し屋に扮する本作の日本公開にあたり、ギャビン・オコナー監督がインタビューで映画の準備やテーマについて語ってくれた。

ベンの演じる会計士クリスチャン・ウルフは自閉症の一種であり天才的頭脳の持ち主。監督は「僕とベンはこの映画のテーマについて時間をかけて話し合い、役の準備のためにリサーチもたくさん行ったんだ」と語る。クリスチャンと同じハンディキャップを持った人たちがどのような行動をとるかということも細かく調べたそうだ。

本作はダークでスリリングな映画だが、監督にとって最も難しかったのは“映画のトーンを設定すること”だったのだと明かす。「この作品は、パズルのように謎にあふれていながら、ヒューマンドラマ、ミステリー、スリラーと本当にいろんな要素が詰まっているんだ」と映画を解説。さらに、「ベンに『君がここだと思ったシーンならいつでもユーモアに挑戦していいよ』と伝えていて、彼が即興でそういう演技を入れてきた場面もあるんだよ」と常にユーモアを意識していたことも教えてくれた。

そんな監督のお気に入りの場面はというと、「クリスチャンの子供時代のシーンかな」と振り返る。クリスチャンが敵に立ち向かう姿だけでなく、彼がなぜ危険な仕事に手を出すような人になったのかという過去まで明かされることが、本作の魅力の一つであることは間違いない。

“自分には他の人と違う部分がある”と感じるところがクリスチャンに共通していると語ったオコナー監督。「でも人と違うということは悪いことではないし、むしろ良いことだと僕は思っている。そして、人と違う部分を称えることも大切だと思うよ」とクリスチャンの物語を通して感じたメッセージを教えてくれた。さまざまな要素が散りばめられた本作を、ぜひ映画館でご覧いただきたい。

■『ザ・コンサルタント』
2017年1月21日 日本公開
(c)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED