勢い止まらず
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 女優の広瀬すず(18)が、第40回日本アカデミー賞で優秀主演女優賞(『ちはやふる -上の句-』)と優秀助演女優賞(『怒り』)をW受賞する快挙を成し遂げた。

 末次由紀の人気少女コミックを実写化した『ちはやふる -上の句-』では“競技かるた”(=百人一首)に情熱を傾けるヒロインを好演した広瀬。『後妻業の女』の大竹しのぶ、『リップヴァンウィンクルの花嫁』の黒木華、『怒り』の宮崎あおい、『湯を沸かすほどの熱い愛』の宮沢りえという実力派女優たちに並んで、優秀主演女優賞に選出された。

 『悪人』の監督・李相日と原作者・吉田修一コンビが再びタッグを組んだ『怒り』では自らオーディションで役を勝ち取り、ショッキングな事件に巻き込まれる女子高生を体当たりで熱演。スパルタで知られる李監督の指導の下、渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、宮崎、妻夫木聡という豪華な顔ぶれの中でも引けを取らない圧倒的な存在感を見せつけた。なお、宮崎も『怒り』と『バースデーカード』で優秀主演女優賞と優秀助演女優賞をW受賞している。

 『海街diary』(2015)で日本アカデミー賞をはじめとする主要映画賞の新人俳優賞を総なめにした広瀬だが、昨年は女優としてさらなる飛躍の年となったようだ。各部門の最優秀賞は3月3日に行われる授賞式にて発表。『怒り』はそのほか優秀作品賞、優秀監督賞(李監督)、優秀助演男優賞(妻夫木、森山)など最多12の優秀賞と新人俳優賞(佐久本宝)に選ばれている。(編集部・中山雄一朗)