15日、米国でまもなくトランプ政権が誕生し、米中関係の悪化や対立が懸念されているが、米国の専門家は「2017年は対立のタイミングではない」と指摘している。写真はホワイトハウス。

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2017年1月15日、米次期大統領のドナルド・トランプ氏は選挙に勝利した後も強硬的な言動を繰り返しており、中国の専門家から米中関係の急激な悪化や対立が懸念されているが、米国の専門家は「2017年は対立するタイミングではない」と指摘している。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

ボイス・オブ・アメリカによると、トランプ氏はこれまでの慣例を破って台湾総統と電話会談を行ったり、「一つの中国」を否定したほか、対中強硬派の人物を政権の要職に招いている。トランプ政権の誕生で米中関係は厳しい局面を迎えることが予想され、貿易専門家からも「貿易上の争いは避けられない」との見方が出ている。

しかし、政治専門家は、中国は外部からの挑発や刺激に対し敏感に反応しており、米中関係の緊張状態をエスカレートさせることになりかねないとして、トランプ氏が中国に対して強硬姿勢をとるには理想的なタイミングではないと見ている。

また、長年続いてきた中国経済の成長は鈍化しており、中国との間で1年ほどの冷却期間を置き、現状の米中関係を維持しつつ、それぞれ国内問題に集中すべきだと勧める専門家もいるという。(翻訳・編集/岡田)