中国のネット上では、「日本人の民度は中国人を圧倒的に上回っている」など、日本人の民度の高さを紹介する記事が非常に多い。しかし、実際に日本を訪れたことのない中国人にはなかなか実感が沸かないのかもしれない。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国のネット上では、「日本人の民度は中国人を圧倒的に上回っている」など、日本人の民度の高さを紹介する記事が非常に多い。しかし、実際に日本を訪れたことのない中国人にはなかなか実感が沸かないのかもしれない。

 中国メディアの快報は12日、この「うわさ」の真偽を確かめるべく、北海道旅行の際に意識して日本人を観察してみたという中国人の文章を掲載した。

 記事は、中国人の手記として「交通機関の代表ともいえる地下鉄」で、日本人の民度について観察してみたと紹介。まず筆者が注目したのは地下鉄に乗車するときの様子だ。写真を掲載しているが、降りる人のために真ん中を開けておき、両側に並ぶよう線が明示され、乗客が礼儀正しく並んで待っている様子が写っている。

 車両が到着すると、まず降りる人を優先し、乗客は順に乗車するが、席を競って急ぐことはない。日本ではごく普通の光景だが、我先にと乗車し、座席の確保に努める人が多い中国からすると驚きのようだ。

 次いで記事は、日本人が地下鉄の車内でよくすると言われる3つのことに言及。それは、「居眠り、読書、携帯電話をいじること」だ。筆者は、3つとも目にしたが、とりわけスマートフォンをいじっている人が多かったことを伝えた。また、地下鉄の車内が「静か」なのも事実で、話している人はおらず、スマホはマナーモードにして、電話をする人はいないと驚いた様子だ。これは車内でも他人のことはお構いなく、大声で電話をする人が多い中国とは大きく異なる点だろう。

 最後に、日本では「エスカレーターで誰もが左側に寄る」習慣を紹介した。東京などでも、急いでいる人のために右側を開けておくのが慣習になっているが、自分のことしか考えない人が多い中国では、片側が空いていることはあまりない。

 記事は、あえて結論を述べてはいないものの、答えははっきりとしていると言えそうだ。中国人のなかには、「人に迷惑をかけない」という考えに基づく日本ならではのマナーを「抑圧的」と感じる人もいるようだが、やはり静かで秩序正しい方が文明的と言えるはずだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)