度重なる発火と爆発事故で、リコール・生産中止となったSamsungのスマートフォンGalaxy Note 7の発火原因が判明した、とChosun Onlineが報じています。

23日ごろに正式に発表予定

同メディアによれば、Samsungに近い関係者は1月15日、「昨年末までにGalaxy Note 7の発火事故の原因を調べた結果、狭い空間でバッテリー容量を無理に増やしたことが事故の発端だったことが分かった。それに加え、バッテリーに過負荷がかかった際、電源を遮断するバッテリー管理ソフトウェアも正常に作動しなかった」と述べたとのことです。
 
Samsungはすでに調査結果を韓国国家技術標準院、米消費者製品安全委員会(CPSC)に通知、外部専門家の検証も終えた段階であり、高東真(コ・ドンジン)サムスン電子無線事業部社長が23日ごろに正式に発表する予定としています。

原因はやはり無理な設計

前述の関係者は、Note 7は虹彩認識のようなバッテリー消費量の大きい機能を搭載したために、前モデルよりも小型化したボディの狭い空間に容量を増やしたバッテリーを搭載することになったこと、また防水処理をしたため熱が逃げる空間が不足、バッテリーの温度が急上昇する問題が生じた、と指摘しています。
 
米Instrumentalも、通常であればバッテリーの上部にあるべき空間がほとんどなかったことから、薄型化や電池の大容量化をギリギリまで追求した設計に、爆発の原因があったのではないかと指摘していました。

バッテリーの熱管理ソフトにも問題あり

また調査の段階で、バッテリーの熱管理ソフトウェアにも問題があったことが、政府および民間の専門家から指摘されています。通常、バッテリーの温度が一定水準以上に上昇すると、バッテリー保護チップに内蔵されたソフトウェアが発熱の原因になった作業を強制終了したり、製品の電源を落としたりする仕組みになっています。
 
Chosun Onlineによれば、二次電池分野の権威である大学教授は「発火する前に電源を遮断するソフトウェアさえちゃんと機能していれば、発火までには至らなかったという点で専門家の意見は一致している」と述べているとのことです。
 
 
Source:Chosun Online
(lunatic)