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凸版印刷は、写真のような鮮やかな発色性と高い広視域を実現した、カラーホログラム「フォトカラーワイド」を開発したと発表した。模倣品被害を抑制するライセンス用途向けに今年1月より販売を開始する。価格は約2.5円/枚(100万ロット製造時、ラベル形状の場合)

カラーホログラムとは、写真のように実物に近い色をホログラムで再現するもので、正面から覗き込むと写真のように鮮やかな色で発光する。

このたび同社が開発した「フォトカラーワイド」は、従来のカラーホログラムのように真正面からだけでなく、斜めからみても写真のように鮮やかに発色するのが特長。同社が培ってきたナノ単位の光学設計とその設計を実現するエレクトロンビーム(EB)描画技術を応用し、左右の視域をそれぞれ約5°ずつ広げた広視域を実現したという。

また、同製品と同等の広視域なホログラムを製造するには、ナノレベルの画素単位で描画する高い技術が必要であり、模造が極めて困難なため、模倣被害の抑制が期待できるということだ。また、写真的な要素が強い自然の風景や人の肌や皮膚などの色を表現することが可能なため、企業が伝えたいイメージを効果的に表現できるうえに高級感を演出できることから、商品ブランドの価値向上にも貢献できるとしている。

(早川厚志)