現在日本国内で営業している最長の夜行高速バスは、東京・新宿と、福岡・博多を結ぶ西鉄バスの「はかた号」で、その距離は約1100キロメートル、所要時間は約14時間20分に及ぶ。長距離夜行バスは、複数の運転手が乗車して途中で交代しながら乗客を安全に目的地まで運ぶ。そこで欠かせないのが、運転手が仮眠をするスペースだ。(イメージ写真提供:(C)Law Alan/123RF) 

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 現在日本国内で営業している最長の夜行高速バスは、東京・新宿と、福岡・博多を結ぶ西鉄バスの「はかた号」で、その距離は約1100キロメートル、所要時間は約14時間20分に及ぶ。長距離夜行バスは、複数の運転手が乗車して途中で交代しながら乗客を安全に目的地まで運ぶ。そこで欠かせないのが、運転手が仮眠をするスペースだ。

 中国メディア・今日頭条は14日、「日本の路線バス運転手はみんなこうやって眠っている」とする記事を掲載した。記事は「長距離バスに乗ったことがある人ならみんな知っているが、バスの下には荷物を入れるスペースがある」と紹介。そのうえで「荷物を入れる以外に何ができるだろうか。日本ではこの空間を改造して運転手の休憩室にしているのだ」と伝えた。

 記事には、バスの側方下部にある扉を引き上げて現れた空間に、マットレスや掛け布団、枕が設置されている画像が数枚掲載されている。大人が立つと頭をぶつけてしまいそうな高さの空間だが、寝具以外に消火器や受話器が備え付けられており、単に荷室に布団を敷いただけではなく、仮眠室として設えられていることが伺える。

 画像を見たネットユーザーからは「中国のバスもそうだ」との声が多く寄せられた。しかし、その一部からは「中国の運転手もここで休むが、彼らは段ボールを敷くだけだ」との声も。「これが中国だったら、1人でも多く乗せてお金儲けしたいから、運転手は荷物置き場で寝るぞ」といった意見もあった。

 また、「日本ってそんなに広いのか? 長距離バスで休息が必要なんて」とするユーザーもいた。中国の人にとって日本の夜行バスは大した距離や時間ではないのだろう。「その程度の距離で仮眠が必要なのか」との声も飛んできそうだが、そこに日本と中国における安全意識の差があるとも言える。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Law Alan/123RF)