国際便を利用する際は、航空券に記載される氏名は1字1句、パスポートのものと同じでなければなりません。

しかしながらミスは起こるもので、氏名を間違えて購入するケースもあります。

通常は航空会社に伝えて氏名を変更をしてもらうのですが、航空チケットによっては変更料が高額なものがあります。

それを避けようとしたイギリス人男性が、なんとパスポートの本名を変更しました。

 

TIL that a British man who needed to fix a typo on a plane ticket found it was cheaper to change his name

マンチェスターから地中海沖合にあるイビザ島へ向かうフライトで、アダム・アームストロングさん(19歳)の航空チケットの氏名が、パスポートの本名とは異なっていました。

訂正には220ポンド(約3万円)もかかると言われ、あまりの高額さにパスポートの本名を変更するほうが安いのではないかと友人や家族に冗談を言うほどでした。

念のためその方法を調べると、実際にそのほうがずっと安かったのです。ちなみにその手続きは半分以下の100ポンドでした。

アームストロングさんはパスポートの氏名の変更に踏み切りました。

航空会社によると、予約から24時間以内であれば小さな訂正に関しては受け入れているとのことですが、予約をしたのが本人ではなく父親がしたことから、気づくのが遅れたそうです。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●記事ではスペルミスとあるけど、実際はどんなものだったのか書いてないのが残念だ。

↑Facebookの氏名が実際の氏名と違ったそうだ。

↑チケットの予約をしたのが彼の継父だったそうだ。

↑彼の本当の氏名はアダム・アームストロングで、Facebookで使っていた氏名がアダム・ウェストだったんだ。だからスペルミスではなく完全に違う名字。

↑悪い変更じゃないな。

↑アダム・アームストロング vs アダム・ウェスト
普通のスペルミスじゃないな。とりあえずそれに訂正費用がかかるのは理解はできる。だが料金は高すぎるよ。

●小さな問題に永遠の解決。

↑スペルミスは小さな問題だったことはない。

●なぜ旅行から帰ってきてから、パスポートの氏名を戻さないんだ。

↑それをしたら、チケットの訂正より高くなってしまうだろう。

↑まだ安いよ。100ポンドx2だから。チケットの変更は220ポンドだぞ。

↑ほぼ変わらなくなる上に、面倒な手続きが必要だ。

●一度飛行機に乗り遅れたことがある。帰りの片道だったが、次のフライトに乗るために400ポンド(約5万5000円)かかると言われた。そのままインターネットカフェに行き、飛行機の料金を調べると往復で190ポンドだった。それを買って片道を捨てた。

イギリスでは氏名変更は割と簡単にできるけど、アメリカでは煩雑な手続きが必要な上に費用も高い。


結局、パスポートの本名を変えたままだそうです。本名を変えたくなるほどの高額な変更料金というのもどうなのでしょうね。

日本ではそう簡単には行かないでしょうが、氏名を簡単に変えられることにも驚きです。

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