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幕張メッセで15日まで開催された「東京オートサロン2017」。ホンダブースでは日本初公開となった新型「シビック」シリーズの他にも、四輪車・二輪車・モータースポーツ競技車両が多数出展された。中でもスーパースポーツモデル「NSX」が人気の様子だった。

NSX」は昨年8月に日本で発表され、今年2月末からの販売開始を予定している。26年ぶりのフルモデルチェンジを果たした同車は、新開発の直噴V型6気筒ツインターボエンジンをミッドシップに配置し、走りと燃費性能を両立した高効率・高出力の3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD(Super Handling-All Wheel Drive)」を搭載。エクステリアはエキゾチックなフォルムとスーパーカーの機能性を融合し、インテリアは「人間中心のスーパースポーツ」という開発コンセプトを具現化した。

東京オートサロンでは「NSX」の展示に加え、運転席に乗り込めるコックピット体験コーナーも設けられた。価格2,370万円(税込)という「NSX」の車内や乗り心地を確かめようと、多くの来場者が並び、イベント最終日(1月15日)も長い列ができるほどの人気に。この日の正午過ぎの時点で、最後尾には待ち時間「50分」と表示されていた。展示車両の周囲も来場者らが集まり、外観をじっくり眺める人やカメラを向ける人も多かった。

ホンダブースでは、アクセサリーブランド「Modulo」「無限」がカスタムを手がけた「フリード」「ステップ ワゴン」や、「わたしたちの夢、わたしたちがつくりたいもの」を形にしたというコンセプトカー「無限 GARU」なども展示された。「無限 GARU」は「東京国際カスタムカーコンテスト2017」のコンセプトカー部門で最優秀賞を受賞している。

(上新大介)