14日、参考消息網は記事「『デューイ書簡』から100年前の中国社会、日本社会を振り返る―米メディア」を掲載した。約100年前に日本と中国を訪問した哲学者デューイ。彼の目に両国はどう映ったのか。

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2017年1月14日、参考消息網は記事「『デューイ書簡』から100年前の中国社会、日本社会を振り返る―米メディア」を掲載した。

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米紙ニューヨーク・タイムズによると、著名な思想家、哲学者として知られるジョン・デューイ(1859〜1952)だが、1919年には日本に約3カ月滞在し、その後21年まで中国に滞在した。この間に娘に送った書簡は『Letters from China and Japan』という題名で書籍化されている。このたび中国で初の完訳本が出版された。

約100年前の日本と中国をデューイはどのように見ていたのだろうか。デューイは当初、日本の清潔さと日本人の礼儀正しさ、その好対照をなす中国の混沌を描いていた。しかし後になると、軍国主義へと進んでいく日本と変革を求めたさまざまな人々が苦闘する中国という内実に気がついていく。

本書を翻訳したのは日本の広島大学で博士号を取得した劉幸(リウ・シン)氏。デューイに対する研究は中国にどのような影響を及ぼしたかというものが一般的だが、実は中国での体験がデューイに与えた影響についてはまだあまり知られていないと話している。(翻訳・編集/増田聡太郎)