Doctors Me(ドクターズミー)- マタニティブルーの原因と対策が知りたい!

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マタニティブルーとは産後の母親が一時的に情緒不安定になることを指します。最近ではテレビなどでもよく特集され、耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
今回はこのマタニティブルーの原因と対策について、医師に解説していただきました。

なぜマタニティブルーになるの?

要因については明確になっていない部分もありますが、主には
・出産前後のホルモンバランスの変化
・慣れない育児の開始
・自分がよい母親になれるのかといった不安
などの要因が関係しているといわれています。

マタニティブルーを防ぐポイントは?

1.身近な人に悩みを話す
出産やその後に対する悩みや不安を夫やご両親など周囲の方に素直に打ち明けることです。そうすることで気分が和らぎ、ストレスなども軽減されます。また周囲からの協力も得られやすくなるでしょう。

2.完璧主義にならないようにする
完璧を求める傾向にある方は育児においても「完璧な育児」をしようとしてしまいがちです。しかし、初産の場合には、初めての育児となりますし、経産婦さんの場合でも上の子のお世話をしながら赤ちゃんのお世話もするので、なかなか自分の求める「完璧」には届かないこともあります。それがストレスになってしまうこともあるので、あまり完璧を求めず、できることを頑張るという気持ちで向かうことが大切です。

3.親子学級などを受講しておく
自治体や病院が行っている妊娠・出産・育児に向けた親子学級などを受講し、出産、育児などに対する理解を深めておくことも役立ちます。分娩の経過はどのように進むのか、産後はどのように生活したらよいかなど、情報を得ておくことで産後に対するイメージがわき、安心感につながります。
特に、産後はマタニティブルーという生理的変化が起こりうるということの説明を受け、あらかじめ理解しておけば、実際にそのような気持ちが発生しても不安が減り、症状の軽減につながります。

マタニティブルーになってしまったら?

まずは周囲のサポートが大切です。周囲の支援が得られることで安心につながり、自然と落ち着いていくことが多いです。
また、分娩を行った病院でもカウンセリングを受けられるところもあります。自分が出産する病院がマタニティブルーになった場合にカウンセリングを受けることができるか確認してみましょう。

マタニティブルーと産後うつは別もの!

一方、マタニティブルーが長引いている場合には、産後うつ病であるかもしれません。好きなことにも興味がもてなくなったり、意欲が持てなくなったり、食欲不振になったりします。
産後うつ病かと思った場合には医療機関などを受診しましょう。かかりつけの病院や、また保健所など行政の窓口でも大丈夫です。
もしかしたら、と思うことがあれば、早目に相談しに行ってくださいね。

医師からのアドバイス

まずは赤ちゃんが生まれて嬉しいという気持ちでいっぱいではないかと思いますが、同時に、自分はいい母親になれるのか、育児とはどのくらい大変なのだろう、と不安になることも沢山あります。
新しい家族を迎えるという環境の大きな変化に不安になることはおかしいことではありません。周りの方の適切なサポートによって、気分が楽になっていくことも多いので、悩みや不安が出てきたときには、遠慮せずに周囲の方に気持ちを伝えてみてください。

(監修:Doctors Me 医師)