Amazon携帯端末や固定基地局を使った無線通信の実験を、ワシントン州郊外およびシアトルで計画していることが、同社が政府に提出した書類から明らかになりました。

屋内で無線通信実験

米Business Insiderによると、Amazonが現地時間1月11日に米連邦通信委員会(FCC)に提出した書類には、ワシントン州シアトルの本社施設およびその近隣施設の屋内で、低電力の臨時固定トランスミッターとモバイル端末を使用したテストを行なう、と記されていました。
 
それぞれの場所に3機の固定トランスミッターと10機のモバイル端末を準備し、週に1日、1時間につき平均5分程度の通信の実験を、さまざまな周波数で行なう計画のようです。
 
詳しい目的は書類では明らかにされていなかったものの、実験には「革新的なコミュニケーション能力と機能」をサポートする試作品を用いるとあり、何らかの新技術やワイヤレスサービスの実験が行なわれる可能性が高そうです。

「携帯端末」と連携するワイヤレスサービス

またBusiness Insiderは、FCCに提出された書類の主要連絡先に、ニール・ウッドワード氏の名前が記されている点が興味深いと指摘しています。ウッドワード氏は米航空宇宙局(NASA)の元宇宙飛行士で、2008年にAmazonに入社、現在は同社のドローンを利用した配達部門であるPrime Airのシニアマネージャーを務めています。
 
そうなると今回の実験は、ドローンに関連する通信システムの実験である可能性が高まりますが、書類には「携帯端末」と連携するワイヤレスサービスを示す記載もあるため、Kindleとの連携や、あるいは大失敗に終わったスマートフォンFire Phoneのまったく違った形での復活なども念頭に置いているのかも知れません。
 
 
Source:Business Insider
Photo:Amazon
(lunatic)