ロマンポルノ出演への覚悟を明かした井端珠里

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 ロマンポルノ・リブート・プロジェクト第3弾『牝猫たち』初日舞台あいさつが14日、新宿武蔵野館にて行われ、主演を務めた井端珠里、真上さつき、美知枝、郭智博、そしてメガホンをとった白石和彌監督が登壇した。白石監督の大ファンだったという主演を務めた井端は、ビルの屋上で感情をむき出しに情事に及ぶシーンで「珠里ちゃん良かったよ!」と叫んだことに感激しきりだった。

 「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」は「10分に1回の絡み」「70〜80分前後の上映時間」「全作品同一製作費」「撮影期間1週間程度」という本家ロマンポルノと同条件のなか、塩田明彦、白石和彌、園子温、中田秀夫、行定勲という5人の監督が性の表現に挑んだ意欲作。白石監督は、池袋の街をさまよう立場の違う3人の女性たちが、やりきれない気持ちや悩みを性に昇華していく姿を描く。

 木村拓哉&中山美穂出演のテレビドラマ「眠れる森 A Sleeping Forest」で中山の幼少期を演じるなど、子役として活躍していた井端は、ロマンポルノ出演に対して母は反対していたというが「主演という立場をいただき、初めて脱ぐことなど、覚悟を持って臨んだ作品です」と胸の内を明かすと、緊縛シーンでは、共演した伝説のロマンポルノ女優・白川和子から抱きしめてもらい「これからはあなたたちの時代だから頑張りなさい」と声をかけてもらったことを「一生忘れない」としみじみと語っていた。

 そんな井端と濡れ場を演じた郭は、初めて前貼りを経験したというが「生田斗真が友人なのですが、彼は(映画『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』などで全裸になっており)何度も経験しているので、(濡れ場の)前日に相談したんです。そうしたら“全剃り”だっていうので、全部剃りました」と撮影秘話を披露し、白石監督ほか登壇者を驚かせていた。


 また、『牝猫たち』が第46回ロッテルダム国際映画祭のディープフォーカス部門に正式招待されたことが発表され、本作とともに、オマージュとして捧げている田中登監督の『牝猫たちの夜』も上映されることに「少し恩返しができたかもしれませんね」と喜んでいた。(磯部正和)