いよいよトヨタは「TOYOTA GAZOO Racing」で、1月19日のモンテカルロラリーを皮切りに、WRCラリーへ復帰します。平成世代の若者からは「へえ〜っ、ハイブリッドのトヨタがラリーなんてやるの?」なんて声が聞こえてきそうですが、1980年代から90年代にかけて、トヨタはWRCラリーに出場して大きな戦果を挙げていました。

その時に大活躍したのが、今や絶版となったセリカでした。東京オートサロンでは、その中でも誉れ高い3台のセリカが、GAZOOブースに展示されています。

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ラリーの初代セリカとして1985年から「グループB」に参戦したのが、TA64型のセリカツインカムターボです。2Lの直4DOHCターボから326PSを搾り出し、ライバルのミッドシップや4WD車に対して、FRでありながら高い耐久性を武器にしてサファリラリー3連勝を達成しました。


続いて1988年から「グループA」に参戦したのが、ST165型のセリカGT-Fourです。トヨタ初のフルタイム4WDラリーカーで、90年にはサインツ選手が日本車による初のドライバーズチャンピオンを獲得しました。


そして3台目が、1992年に投入されたST185型のセリカGT-Fourです。この車両は第43回サファリラリーで、藤吉選手が日本人初となる優勝を獲得した際のマシン。セリカとしては通算8度目となる優勝となりました。右側のダメージがそのまま残されており、歴戦の勇士の佇まいを感じます。


そしていよいよ今年から参戦するヤリスWRCでの活躍を、大いに期待したいと思います。

(星崎 俊浩)

【東京オートサロン2017】祝・トヨタWRC復帰!GAZOOブースには歴代セリカが勢ぞろい(http://clicccar.com/2017/01/15/436541/)