沖縄に“爆買い”されたスター集結?来日候補選手リスト

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「沖縄サッカーキャンププロジェクト」というものをご存知だろうか。

これは沖縄県とJ3のFC琉球、電通沖縄による共同プロジェクトで、沖縄県の活性化、沖縄サッカー界のレベルアップを図るため、気温の下がるこの時期に南国の同県へプロサッカーチームのキャンプを誘致しようというもの。

2011年に最初のプロジェクトが始まり、昨年度には21のクラブが同地でキャンプを行ったのだという。

そして、今年は過去最多22クラブが集まるようだ。

Jリーグ

清水エスパルス(1月16日〜22日)
ガンバ大阪(1月16日〜24日)
コンサドーレ札幌(1月16日〜2月6日)
浦和レッズ(1月16日〜29日(1次)、2月1日〜16日(2次))
FC東京(1月17日〜29日)
大宮アルディージャ(1月19日〜27日)
サガン鳥栖(1月19日〜2月3日)
ジェフユナイテッド市原・千葉(1月20日〜1月28日(1次)、1月29日〜2月5日(2次))
ヴィッセル神戸(1月25日〜2月3日)
東京ヴェルディ(1月30日〜2月9日)
水戸ホーリーホック(2月1日〜2月9日)
川崎フロンターレ(2月3日〜2月9日)
名古屋グランパス(2月4日〜12日)
カマタマーレ讃岐(2月6日〜12日)

中国

上海申花(1月2日〜20日)
杭州緑城(1月6日〜20日)
広州恒大(2月1日〜11日)
江蘇蘇寧(1月31日〜2月13日)
重慶力帆(2月6日〜11日(1次)、2月12日〜19日(2次))
天津泰達(2月15日〜24日)
杭州緑城U-20(2月3日〜22日)

韓国

全南ドラゴンズ(2月7日〜2月16日)

Jリーグ14クラブ、海外からは中国が7クラブ(1つはU-20)、韓国が1クラブとなっている。

ここでやはり気になるのは、“爆買い”で世界中からスター選手を買い漁っている中国のクラブだろう。

こちらが沖縄でキャンプを行うクラブに所属している主な外国人、つまり来日する可能性のある選手たちだ。

上海申花

カルロス・テベス(アルゼンチン代表、元ユヴェントス他)
フレディ・グアリン(コロンビア代表、元インテル)※来日済み
オバフェミ・マーティンス(元ナイジェリア代表、元インテル)※来日済み
ジョバンニ・モレノ(元コロンビア代表10番)※来日済み

広州恒大

パウリーニョ(ブラジル代表、元トッテナム)
リカルド・グラール(ブラジル代表)
ジャクソン・マルティネス(コロンビア代表、元アトレティコ・マドリー)
アラン(14-15季EL得点王)
ルイス・フェリペ・スコラーリ監督(元ブラジル代表の指揮官)

江蘇舜天

アレックス・テイシェイラ(元シャフタール、移籍金およそ60億円)
ラミレス(ブラジル代表、元チェルシー)
ロジェル・マルティネス(コロンビア代表、リオ五輪世代のエース)
サミール(元クロアチア代表、元ヘタフェ)

重慶力帆

アラン・カルデッキ(2014W杯ブラジル代表予備メンバー、元ベンフィカ)
エマヌエル・ジグリオッティ(元アルゼンチン代表、元ボカ)

天津泰達

ジョン・オビ・ミケル(ナイジェリア代表、元チェルシー)
ネマニャ・グデリ(セルビア代表、元アヤックス)
フレディ・モンテーロ(元コロンビア代表、元スポルティング)

テベスばかりが話題となっているが、2月には広州恒大の強力外国人やチェルシーで活躍したラミレス、ミケルらが来日する可能性もある。

もちろん移籍市場はここからが本番で、現在の中国の状況を考えるといつ選手が入れ替わるのか誰にも分からない。それは今いるスター選手が退団することも、今以上にビッグな選手がやってくることも意味する。

そのため今回掲載した選手がやってくる保証はないが、事前にしっかりと調査し、また、見学が可能かを確認したうえで、彼らを見に沖縄へ足を運んでみるのもいいだろう。

各クラブのキャンプ場所などの詳細な情報は「沖縄サッカーキャンププロジェクト」の公式サイトに掲載されているのでそちらをご覧いただきたい。