男女でちがう!! 「晩婚」のデメリット・3つ

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年末年始に実家に帰ったとき、両親や親族から「結婚はまだ?」と聞かれた人は多いのではないでしょうか。自分のタイミングでいつかは結婚したいけど、現実はそう簡単に行かないですよね。では晩婚によるデメリットには、どんなものがあるのでしょうか? 社会人男女の意見を聞いてみましょう。

<女性の意見>

1.子どもができないかも

・「子どもができるか不安。子どもが成人するまで働かないといけない」(29歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)

・「子どもができない可能性もあるし、子どもができても成人するまでに年老いてしまうこと」(34歳女性/学校・教育関連/その他)

女性の意見で特に多かったのが、子どもに関することでした。出産可能年齢というリミットがあるので、子どもができるかどうかは一番気になるところ。また、子どもが成人する頃に自分の年齢は……と思うと、デメリットに感じる人は多いようですね。

2.まわりは若いママばかり

・「ママ友の中で浮いてしまいそう」(30歳女性/医療・福祉/専門職)

・「赤ちゃんができても高齢出産だったり、若いママと距離ができる」(34歳女性/商社・卸/事務系専門職)

晩婚ということは出産が遅くなるということなので、子どもを授かってもまわりは若いママばかり、という可能性も高そうです。ママ友の輪の中でなじめるかどうかも、女性にとっては心配の種のひとつ。ママ友の中で浮いてしまうのは避けたいですよね。

3.結婚のプレッシャーが長いのはつらそう

・「結婚できるまでずっと焦り続ける日々はかなりつらいと思う」(25歳女性/医療・福祉/専門職)

・「周りが結婚していく中焦ったり、これでいいと思いつつも惨めな気持ちになること」(31歳女性/医療・福祉/専門職)

女性のリアルな意見としては、結婚するまでのプレッシャーが長いのがつらそう、というものも。まわりの友だちがどんどん結婚していくと、ひとりだけ取り残されているようで焦りますよね。両親や親戚からのプレッシャーに耐え続けるのも大変そうです。

<男性の意見>

1.子育てが体力的に大変そう

・「子育てを考えたときに体力的に厳しいこと」(33歳男性/団体・公益法人・官公庁/その他)

・「子どもを産むのが大変。また、子育ても疲労が激しい」(30歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)

男性の意見でも、やっぱり多かったのは子どものことでした。子どもができても、小さい頃は育てるのに体力を使います。その頃の自分の年齢を考えると、子育てを難なくこなせるかどうかは男性にとっても不安材料のひとつのようですね。

2.子どもが成人する前に老人になりそう

・「子どもが大人になるまで見届けられるか」(29歳男性/建設・土木/営業職)

・「子どもを授かる確率が減るのと、子どもが成人する前に自分が老いてしまう」(30歳男性/機械・精密機器/技術職)

女性と同じく、子どもが成人する前に自分が老いてしまうことを心配する意見も多く見られました。子どもが生まれた年齢にもよりますが、晩婚だとどうしても「若いママ」や「若いパパ」にはなれないので、男性もデメリットに感じているようです。

3.まわりからの評判が低くなりそう

・「社会的評価が多少、下がる可能性がある」(33歳男性/その他/その他)

・「親族、友だちなどの周りの評判。ありもしない勝手な推測で噂話を立てられやすい」(32歳男性/情報・IT/技術職)

男性ならではの意見と言えそうなのが、まわりからの評判が気になるというもの。女性よりも男性の方が「早く結婚しなくちゃ」というプレッシャーは少ない分、晩婚だと痛くもない腹を探られたり、推測でうわさ話を立てられたりすることもありそうですね。

■まとめ

男女ともに、晩婚のデメリットとして挙げたのが「子どもができないかも」や「子どもが成人する前に老いてしまう」などでした。「子育ては若いうちに」とよく言われるので、晩婚だと不安になる人は多いよう。でも今は医学の進歩が目覚ましいので、出産可能年齢も上がっています。40代での出産も珍しくなくなったので、必要以上にこれらのデメリットは気にしないで、焦りすぎずに結婚相手を探したいですね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年10月にWebアンケート。有効回答数205件(25歳〜35歳の働く未婚男性)、203件(25歳〜35歳の働く未婚女性)