初日挨拶に立った
小西真奈美と吉沢悠

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 女優の小西真奈美が主演の映画「トマトのしずく」が1月14日、東京・渋谷シネパレスで公開された。小西は共演の吉沢悠、原日出子、三浦誠己、杉山優奈、榊英雄監督とともに初日舞台挨拶を行った。

 撮影は2010年に行われたが、なかなか公開機会に恵まれなかった。一昨年の「お蔵出し映画祭2015」でグランプリと観客賞をダブル受賞したことで注目され、7年越しの公開が実現。小西は、「脚本を読んですぐにやりたいと思ったほど、大好きで大切な作品。年月がたっても色あせていない。いろいろなシーンで感動して、なんて素敵な作品に出させていただけたんだろうと感謝の気持ちでいっぱいです」と感激の面持ちで語った。

 離れて暮らす父親と美容師の娘が、時間をかけてすれ違っていた思いを理解していく物語。小西の夫役の吉沢は、「僕にとっては、今年1本目に公開される映画。年明けにようやく日の目を見ることができて本当にうれしく思う」と笑顔。小西の少女時代を演じた杉山は、撮影当時は小学1年生で「中学2年になりました。正直、あまり覚えていないけれど、懐かしい気持ちです」と話し登壇者を笑わせた。

 小西の父親役の石橋蓮司はスケジュールの都合で欠席したが、「元気にしているか? おまえはとことんやる娘だから、今年は大躍進の年になるよう陰ながら祈っています」と父親になりきった激励のメッセージを寄せた。小西は「本当にうれしい。一見、無骨な方ですけれど、すっごくやさしい方なんです」と満面の笑み。石橋の髪を切るシーンを例に出し、「実際に切ったんですけれど、緊張しすぎてけっこうざっくり切っちゃったんです。どうしようと思っていたら、『大丈夫だよお』と言ってくださって、いい方で良かった。あったかい方でした」と照れながら感謝していた。