Android社を創業しAndroidを共同開発したアンディ・ルービン氏が、AppleのiPhoneやAndroidデバイスに対抗する、新しい高性能スマートフォンの準備を進めていることがわかりました。

元Apple、Google社員で固められたEssential

ルービン氏はGoogleによるAndroid買収後、Googleの技術部門担当副社長としてAndroid部門を率いてきましたが、2014年10月に退職しています。
 
Bloombergによると、同氏は元AppleやGoogle社員が多数を占める約40人からなる新会社「Essential」を創設、最高経営責任者(CEO)に就任する模様です。
 
関係筋によれば、新会社はモバイルおよびスマートホーム関連製品を含む、さまざまな家電製品を統合するプラットフォームを開発する計画とのことです。
 
その中心となるのが高性能スマートフォンで、ベゼルのない、大画面スマホの開発を進めているとされています。1月に米ラスベガスで開催されたCESにおいて、ルービン氏はSprintなど複数のモバイルキャリアと話し合いの場を持った模様です。

気になる!新スマホが搭載するOS

ルービン氏は2015年11月にカリフォルニア州で「Essential Products Inc.」社を登録。また2016年後半には、「Essential」の名称を、スマホ、タブレット、関連アクセサリ、「携帯電話向けOS」および関連サービスなどで商標登録しています。
 
気になるのがこの「携帯電話向けOS」という名称です。Essentialが開発中のスマホがどのようなOSを搭載するのかはわかっていません。
 
ルービン氏は以前より人工知能(AI)に注目しており、Google退社後には、AI関連のスタートアップを支援、育成するテクノロジーインキュベーター、Playground Globalを立ち上げています。同社にはHP、Google、Foxconnなどが出資しており、FoxconnがEssentialのスマホ製造で交渉中とされています。

画面は5.5インチ以上、ベゼルなし

Bloombergが関係者から入手した話によると、Essentialが開発しているスマホの試作品の1つは5.5インチのiPhone7 Plusよりも大きなディスプレイを搭載、ただしベゼルがないので全体的な寸法は小さく仕上がっているようです。
 
またこの開発中のスマホはiPhoneの3D Touchのように、指の力の強弱を感知できるようです。素材は背面を金属の縁取りをしたセラミックにすべく、テストを重ねている模様です。
 
コネクターは充電だけでなく、将来的にはほかの用途にも利用できる独自のものを開発で、しかもマグネット式になる模様です。
 
Essentialは今年中盤での新スマホ発売を目指しており、価格は650ドル程度(約7万5,000円)に設定される見通しです。
 
 
Source:Bloomberg
(lunatic)