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任天堂は13日、同社の次世代ゲーム機「Nintendo Switch」のプレゼンテーションイベントと製品体験会を開催。発売日や価格に加え、「Nintendo Switch」向けソフトウェアについて紹介した。

Nintendo Switchは、任天堂が2016年10月に正式発表したゲーム機。6.2型のタッチスクリーンを備え、ポータブルで利用できるほか、付属のドッグに接続することで、テレビなど外部ディスプレイに映像を出力可能で、据え置き型ゲーム機としても遊ぶことができる。

今回のイベントでは、まず任天堂 社長 君島達己氏から2017年3月3日の発売日と、税別29,980円という価格が発表された。日本国内における予約開始日は1月21日だが、1月23日に任天堂の公式オンラインストア「マイニンテンドーストア」を開設し、こちらでもNintendo Switchを取り扱うという。

ディスプレイの解像度は1,280×720ドット。プロセッサにはカスタム仕様のNVIDIA Tegraを搭載するが、こちらについての詳細は明かされていない。本体のストレージは32GBで、microSDスロットを備える。インタフェースとしてUSB Type-Cコネクタを搭載し、充電やドックとの接続に使用する。ゲームカードは独自形式だが、Nintendo Switchではリージョンロックを廃止することが明言された。

ドックは、側面に2基のUSB 2.0、背面にUSB(当初は2.0だが今後3.0にアップデート)、HDMIを備える。HDMIで外部ディスプレイに接続した場合は、フルHD(1,920×1,080ドット)/60fpsでの出力に対応する。

通信機能はIEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LANとBluetooth 4.1。最大8台まで接続可能なローカル通信をサポートし、対戦プレイや協力プレイが可能。さらにNintendo Switch向けの有料オンラインサービスの提供も予定し、インターネット経由でマルチプレイできる。2017年秋に正式スタートするが、それまでは無料で利用できるという。

バッテリー駆動時間は、「遊ぶソフトによって変わる」とした上で、約2.5時間から6時間。目安として「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」では約3時間とのことだ。

○Nintendo Switchの鍵となる「Joy-Con」

最大の特徴ともいえるのが、任天堂が「Joy-Con」と呼ぶコントローラだ。基本的には2つの小さなコントローラだが、本体やJoy-Conグリップに取り付けることが可能で、さまざまな形態をとる。充電は本体に取り付けて行う。駆動時間は約20時間。

主に左手用となる「Joy-Con(L)」には、押し込み可能なスティックに加え、4つの方向ボタン、L/ZLボタン、SL/SRボタンのほか、プレイ中の画面をキャプチャできるキャプチャボタンを搭載。キャプチャした画面はSNSでシェアできる。今後のアップデートで、プレイ動画も撮影できるようになるという。

一方、右手用となる「Joy-Con(R)」は、押し込み可能なスティック、十字キー、A/B/X/Yボタン、R/ZRボタン、SL/SRボタン、HOMEボタンを搭載。HOMEボタン付近にはNFCを内蔵し、amiiboに対応する。また、モーションIRカメラを備え、ものの形や動き、距離を認識するとしている。

どちらのJoy-Conにも加速度センサーとジャイロセンサーを内蔵し、モーションコントロールが可能だ。さらにアクティブフィードバック機能として「HD振動」に対応。説明会ではコップの中に氷が入るときのような感触も伝えることができると紹介された。

Joy-Conは、通常のグレーに加えて、新たにネオンレッドとネオンブルーも用意されることが明かされ、グレーのJoy-Conを同梱したバージョンと、ネオンブルーのJoy-Con(L)とネオンレッドのJoy-Con(R)を同梱したバージョンの2種類を展開する。

Nintendo Switch単体の本体サイズは、W173×D101×H13.9mm、重量は約297g。Joy-Conを接続した「携帯モード」の場合は、W239×D102×13.9mm/約398g。

○ローンチタイトルはゼルダ - 開発中のタイトルも紹介

イベントではもちろん、Nintendo Switch向けのタイトルについても紹介された。Joy-Conの機能を生かしたミニゲームが集まった「1-2-Switch」や、格闘スポーツゲーム「ARMS」、大ヒットアクションシューティングゲームの続編である「Splatoon2」、3Dマリオの新作となる「スーパーマリオ オデッセイ」といった任天堂が開発を手がけるタイトルに続いて、ソフトメーカーのタイトルを紹介。

すでにソフトメーカー各社から80以上のタイトルが開発中とのことだが、イベントではモノリスソフトの「ゼノブレイド2」、コーエーテクモゲームスの「ファイアーエムブレム無双」、スクウェア・エニックスの「ドラゴンクエストX オンライン」「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」、「ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch」のほか、アトラスの真・女神転生シリーズ最新作や、スクウェア・エニックスの「project OCTOPATH TRAVELER」が開発されていることも明かされた。

会場にはセガゲームスで「龍が如く」シリーズの総合プロデューサーを務める名越稔洋が登場し、「1人のクリエイターとして、Nintendo Switchに対して魅力を感じており、新たなタイトルを検討したい」とコメント。また、ベセスダのトッド・ハワード氏がビデオメッセージを寄せ、「The Elder Scrolls V: Skyrim」をNintendo Switch向けに提供すると発表した。

このほか、グラスホッパー・マニュファクチュアの須田剛一氏は、「作品名はまだいえない」としながらも、「NO MORE HEROES」の主人公である"トラヴィス・タッチダウン"が登場するゲームを開発中と明かした。須田氏は「Nintendo Switchの開発環境はインディーゲームと親和性がある。いま手がけているゲームは、Nintendo Switchとインディーゲームをつなぐものとなる」とした。また、EAのパトリック・ソダーランド氏が、サッカーゲーム「EA SPORTS FIFA」をNintendo Switchに提供すると発表した。

プレゼンテーションの最後に、「ゼルダの伝説」最新作「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」がNintendo Switchと同じ3月3日に発表されることが明かされた。

2017年1月13日時点で、Nintendo Switch向けとして発表されたゲームタイトルは以下の通り。

・ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド:3月3日発売/税別6.980円
・1-2-Switch:3月3日発売/税別5.378円
・ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch:3月3日発売/税別8,800円
・SUPER BOMBERMAN R:3月3日発売/価格未定
・いっしょにチョキッと スニッパーズ:3月発売/価格1,667円
・マリオカート8デラックス:4月28日発売/税別5,980円
・ARMS:2017年春発売/価格未定
・Splatoon2:2017年夏発売/価格未定
・スーパーマリオ オデッセイ:2017年冬発売/価格未定
・ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ:発売時期未定/価格未定
・project OCTOPATH TRAVELER:発売時期未定/価格未定
・信長の野望・創造 with パワーアップキット:3月3日発売/税別9,800円
・三國志13 with パワーアップキット:3月3日発売/税別9,800円
・いけにえと雪のセツナ:3月3日発売/税別4,800円
・ぷよぷよテトリスS:3月3日発売/税別4,990円
・魔界戦記ディスガイア5:3月3日発売/税別6,980円
・みんなでワイワイ!スペランカー:2017年春発売/価格未定
・ゼノブレイド2:2017年発売/価格未定
・ドラゴンボール ゼノバース2(仮称):発売日未定/価格未定
・真・女神転生シリーズ最新作:発売日未定/価格未定
・NBA2K18:発売日未定/価格未定
・EA SPORTS FIFA:2017年発売/価格未定
・BLAZBLUE:発売日未定/価格未定
・新大開拓時代 〜街をつくろう〜:発売日未定/価格未定
・SONICMANIA:発売日未定/価格未定
・PROJECT SONIC:発売日未定/価格未定
・ドラゴンクエストX オンライン:発売日未定/価格未定
・ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて:発売日未定/価格未定
・ファイヤーエムブレム無双:発売日未定/価格未定
・ダービースタリオン:発売日未定/価格未定
・太鼓の達人:発売日未定/価格未定
・太鼓の達人:発売日未定/価格未定
・アーケードアーカイブス:2017年3月から順次配信/価格税込823円
・アケアカNEOGEO:2017年3月から順次配信/価格税込823円
・テイルズオブシリーズ:発売日未定/価格未定
・牧場物語:発売日未定/価格未定
・The Elder Scrolls V: Skyrim:発売日未定/価格未定
・MINECRAFT:発売日未定/価格未定

なお任天堂は、2017年1月14日と15日の2日間、東京ビッグサイトにてNintendo Switchの体験イベントを開催する。ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドやSplatoon2、1-2-Switch、ARMS、マリオカート8デラックスなどが実際にプレイできる。

(C)2016 Nintendo

(千葉大輔)