断然、冬がいい。軽井沢のホテルで癒される贅沢温泉旅

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軽井沢というと避暑地のイメージですが、ゆっくりと大人の時間を過ごしたいなら断然冬がおすすめです。
冬の軽井沢で贅沢な大人旅を楽しむ
夏は観光客でごった返すリゾートタウンもこの時期はひっそりとした静寂に満たされ、騒々しさや煩わしさとは一切無縁。意外と見落とされがちですが、軽井沢は名湯を誇る温泉地。昔から「草津の上がり湯」として知られるその温泉を楽しむなら、真冬がベストです。どうせなら"思い切り贅沢を追求する"をテーマに、冬の軽井沢の魅力を発見する旅をしてみてはいかがでしょうか。

あこがれの大人旅のはじめとしておすすめなのが、「星のや軽井沢」へのステイ。「現代を休む日 谷の集落に滞在する」をコンセプトに、リゾート全体が静かな森の中にある「星のや軽井沢」は、すぐそばに自然を感じ、自然の中に溶け込む滞在ができるのが最大の魅力です。
湖畔に浮かぶように点在する客室の景観が有名ですが、時間とともに色彩を変える山の景色を真正面に眺める客室や、暖炉付きの客室など、それぞれ趣向の異なる客室はどれも魅力的で、宿泊する部屋によってその印象も大きく変わります。共通しているのは、真冬であってもテラスに出ずにはいれないという点。客室から一歩テラスに出れば、そこはもう自然と一体となった空間で、手を伸ばせばすぐそこに木々や水や星や森の生き物たち。真冬にわざわざコートを着込み、暖房をセッティングし、テラスでコーヒーやビールを楽しむゲストがすくなくないというのもじつに納得です。
客室のテラスからの眺めはもちろんですが、木々を移動する野鳥の姿を追いかけながら敷地内を散策するのも楽しいもの。正直リゾートから一歩も出ずに、温泉とお部屋を行ったり来たりのんびりと過ごすのが一番の贅沢のように思うのは私だけではないはず。
大正時代から湧き出る美肌の湯でデトックス

古くから外国人宣教師たちによって別荘地として開けた軽井沢は、文豪たちに愛されてきた場所としても知られますが、その名をあげてみると北原白秋、島崎藤村、芥川龍之介、志賀直哉、与謝野晶子......とそうそうたる顔ぶれがならびます。そんな彼らも愛した軽井沢のお湯が「星のや温泉 トンボの湯」。小川に面した源泉掛け流しの岩風呂が自慢の、やわらかで無色透明な美肌の湯です。
大正4年に開湯し、名だたる文人たちを癒してきたこの湯は、ゆっくりと浸かるほどやさしく、肌を包み込んでくれるのです。入浴後もいつまでもぽかぽかと身体が温かいのが特徴なので、気温がぐっと冷え込むこの時期こそ、その効能を発揮します。個人的に楽しみにしているのが、湯上りにそのままの格好で眺める星空。すっかり温まった身体で、凛と澄んだ空気を頰に感じながら満天の星空を眺めるなんて、都会ではけっしてできない贅沢です。
光と闇が織りなす究極のリラクゼーションバス

じつは「星のや軽井沢」には、もうひとつ究極のリラックスを追求した温泉があります。その名も「メディテイションバス」。こちらの施設は宿泊客のみ利用可能な新しいスタイルの温泉で、身体と呼吸を調える「光の部屋」と「闇の部屋」と呼ばれるふたつの部屋で、ぬるめのお湯にじっくりとつかりながら五感を解放していくための施設。
その「闇の部屋」での瞑想タイムを一言で言うと、ほかでは体験できないディープなリラクゼーション。はじめての人はみな最初はちょっとおっかなびっくりですが、ぷかぷかとお湯に浮かびながら瞑想をする心地よさはぜひ体験してほしいもの。すっかりやわらかくほぐれた身体で、湯上りにストレッチやヨガをする時間を持てるなんて、まさに自分へのご褒美。日常のことはすべて遠くへ追いやり、そこにあるリラクゼーションに心も身体もどっぷりと浸かる。そんな濃厚なリラクゼーションタイムが堪能できます。