「運命の人」を探すため、仕事を辞めて世界旅行へ!【体験談】

Tinderをはじめ、オンラインの出会い系アプリによって出会いの可能性は増えたものの、シングルの人の数は依然として多いのが現実。その理由として、「恋を見つけるための心と時間の余裕がない」との声も。
じゃあ、いっそのこと1年間仕事を辞めて、デートに費やすことにしよう! そう決めたのが、スイス人のイヴォンヌ・アイゼンリングさん。テレビレポーターの仕事を辞め、恋人を探して世界12カ国を回ることにした彼女の経緯を、コスモポリタン イギリス版から。
イヴォンヌさんがオンラインマガジン<Vice>に語ったところによると、彼女の12カ国の旅は祖国スイスに始まり、計50回以上のデートを重ねることになったのだとか。
このアイディアを思いついたきっかけについて、「私は20歳で働き始めました。当時は、スイスで最も若いテレビレポーターの1人でした。27歳になったとき、自分がかなりの間恋をしていないことに気づいて、なぜだろうと考えました」と話すイヴォンヌさん。「時間があって、責任から解放されれば恋に落ちるのかどうか、試してみようと思ったんです」。
楽しい♪#アイルランド
デートアプリやマッチングサービスを利用する代わりに彼女が選んだのは、いわば原始的な方法=旅行。ごくたまにTinderの助けを借りる程度だったそう。
「友達が男の人と引き合わせてくれたこともあるし、街で声をかけられたこともあります。いずれにせよ、私にはそれに答える余裕がありました。実はTinderを使ったのはニューヨークとハンブルクだけです。Tinderを使わなかったら、ハンブルクでは誰とも会えなかったので」とイヴォンヌさん。
ナッシュビルの夜。
当然ながら、この一大プロジェクトによって、彼女は男性というものについて多くを学んだのだとか。
「驚いたのは、世界中の男性が愛を求めて奔走していたことです。男性は愛を求めていないなんていう固定観念がありますけど、まったくウソです。もう一度私に会うために飛行機を予約するなど、一生懸命努力してくれた人もいました」。
では、その結果は? フルタイムで挑戦した恋人探しは果たして成功? 残念ながら彼女はそれについて、答えを留保。というのも、この経験を彼女は1冊の本にしたのだとか。本のタイトルは"Ein Jahr für die Liebe: 1 Jahr, 12 Länder, 50 Dates(原題:『愛を求めて1年間:1年、12カ国、50デート』)」" で、旅の詳細がたっぷりと書かれているそう。
ただし、1週間あたり40時間にわたる恋人探しで得た、一番大切なポイントについては、ここでぜひシェアしたいとのこと。
「プライベートの生活を大切にするためには、ときにリスクを冒すことも必要です。自分をコントロールできなくなったり、傷ついたりすることを恐れる人たちもいます。たしかに恋をすると、心が揺さぶられるものです。でも、キャリアを積むためにはこれだけ投資するのに、愛のためには何も投資しないのは、おかしな話だと思いませんか?」
これを聞いて、恋人を求めて世界旅行をする人が他にも出てくるかも!?
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:mayuko akimoto