アメリカに旅行に行ったとき、空港の荷物検査で長い時間並ばされた経験がありますか? それはTSA(アメリカ運輸保安局)が真剣に仕事をしているからです。

が、我々善良な市民からしたら「私が危険物なんか持ってるわけないのにな」と思ってしまうのも正直なところ。というか危険物、ましてや武器が発見されるところなんてまず見たことが無いのではないでしょうか。

そんな皆さんにお届けしたいのが、こちらの2016年にTSAが没収した武器データです。TSAが発表したデータによると2016年にキャリーオンバッグから3,391丁の銃が発見されました。これは2015年の2,653丁から28%の増加となっています。これは毎日9丁の銃が平均して発見されているということ。そして発見された銃の8割以上に銃弾が込められていたそうです...。そう言われると飛行機に乗るのが怖くなってきます。


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武器の発見をわかりやすくインフォグラフィックスにしてくれてます。たいていの場合、一般人の会話にTSAが話題に出てくるときは文句しか言わないのですが、これを見ると「お仕事ありがとうございます」と言いたくなりますね。拳銃が発見された空港は合計で238箇所。一番多かったのはハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(ATL)となっています。いやーこんなに有り難くない右肩上がりグラフは久しぶりに見ましたよ。

もちろん没収された武器は銃だけではありません。たとえば杖に見せかけた剣なんかもしっかり発見されています。


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ここまで来ると隠れて持ち込もうとしたのがバレバレですね。そして驚きなのが没収される手裏剣の多さ。アメリカってほんとニンジャが好きなんですね。手裏剣、多すぎです。


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またスパイ映画を見すぎた人たちもたくさんいたようです。


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ペンナイフ、バックルナイフ、ペンガン、リップスティックナイフ、キーナイフ、櫛ナイフ、懐中電灯ナイフ、リップスティック・スタンガン、錠剤に隠れたナイフ、携帯ケースに隠れた手裏剣(またかい!)


ここまでスパイ映画臭がすると、かえって絶対にスパイじゃないと確信できるのが微笑ましいですね。

銃を持って旅行したいんだ、というアナタはTSAが制作したこちらのビデオを参考にしてください。「トラベル・アドバイス」なんてカジュアルなタイトルがシュールです。



all images by TSA
source: TSA, YouTube

William Turton - Gizmodo US[原文]
(塚本 紺)