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Mac Proは2013年以来、モデルチェンジが行われておらず、新たなリニューアルを期待する向きも多いMacです。そんな期待を後押しするかのように、ドイツのデザイナーが手がけたコンセプトデザインが公開されています。

机上の空論?Thunderbolt 3が16基

Macシリーズ随一のモンスタースペックで知られるMac Proですが、新たに公開されたMac Pro 2のコンセプトデザインは、Appleの好むミニマリズムとは真逆の、まるでゲーミングPCに採用されてもおかしくないデザインとなっています。
 

 
3,500MB/sの高速M2 SSDを最大4TB、540MB/sのSSD/HDDを最大16TBまで搭載できる設定ですが、とりわけ際立つのは、Thunderbolt 3用のポートが16基も搭載されている点でしょう。一体なぜこんなにも必要なのか、そもそもこれだけのポートを維持可能なのか――残念ながらRedditのユーザーによれば、これは物理的に不可能だそうです。
 

 
例えば、16基のThunderbolt 3を支えるためにはPCI-Expressが32レーン必要ですが、これはCPUのXeon1つ分に相当します。何とかXeonを2つ搭載することに成功したところで、GPU2つ分でさらに32レーン使用するため、これだけで64レーン分が埋まってしまいます。これでは、M2コントローラーや、SATAコントローラー、USBコネクター、Thunderbolt 2コントローラーに割くレーンの猶予はありません。
 

 
つまり机上の空論というわけですが、これに対しRedditでは「子供の頃に『10のエンジンと30気筒を車に積めば、爆速のレーシングカーができる』と考えていたのを思い出すよ」と、手厳しい指摘が飛んでいます。

水面下でモデルチェンジの動きあり?

もっとも、こんな妄想に人々を駆り立ててしまうほど、新Mac Proが2017年に登場する可能性がゼロに等しいというわけではありません。
 
例えば、昨年公開されたmacOS10.12.2ベータでは、「Vega 10」というコードネームを持つハイエンドGPUの登場が示唆されています。これだけのGPUを動かすには、高スペックのデスクトップマシンでなければならないことから、Mac Proのリリースが近々あるのではないか、と期待が持たれています。
 
また、アメリカから中国にMac Proの生産拠点を移すという話もあります。モデルチェンジの予定がないのなら、わざわざ手間を掛けて生産拠点を移すということは考えにくいでしょう。
 
 
Source:9to5Mac,Reddit
(kihachi)