レーザーで即席自転車レーンを投影、NY市の自転車シェアCiti Bikeがレーザー前照灯を導入へ

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ニューヨーク市の自転車シェアリングシステムCiti Bikeが、自転車の前照灯をレーザーライトに切り替える計画を発表しました。夜間走行時、前方に自転車の路面標識を投影し、まるで即席レーンができたかのように「自転車が来るよ」と知らせます。

「このレーザー光を使ったほうがより安全に走れるような気がする」とは、事前の実地テストで走行したサイクリストの談。レーザーライトを提供するBlaze社は、このレーザーライトはバスや自動車のドライバーからの注目度が通常より約30%高いと説明します。

Citi Bikeを運営するMotivate社のCEO ジェイ・ワルダー氏は「Blazeのレーザーライトを使うことで、まだ自転車シェアリングを利用したことのない人たちにもより安全であることを感じてもらい、Citi Bikeを試してみたくなるようにしていきたい」としています。

なお、Citi BikeはMotivate社が運営しているものの、ロゴマークをみてお察しのとおり、Citi Bankがメインスポンサーとなっています。しかし、Motivate社によると現在Citi BikeはBlazeのレーザーライトを全車に導入するための資金提供者/企業を探ししているとのこと(Citi Bankはお金を出さないのでしょうか)。

 

 

このレーザーライト、動画を見る限りでは通常の前照灯のほうが明るくていいんじゃないかという気もします。ただ夜間でも明るい市街地なので、むしろ前照灯は周囲の明かりに紛れて効果が薄いのかもしれません。その点、道を歩いていて、もしくは車道を走行中にいきなり(レーザーで描いた)自転車の標識が目に入ってくれば、否が応にも周囲は注意するはず。自転車標識を描くレーザーライトは自転車シェアリングだけでなく、都会住みのサイクリストが個人で導入するにも良い選択かもしれません。

あと、夜間の走行では後方から迫る自動車などにも目立つほうが良いに越したことはありません。コストは倍かかるものの、後方にも同じレーザーライトを着けておけば完璧なのではないか、そんな気もします。

ちなみにBlazeのレーザーライトは日本でも購入可能。英国ロンドンの自転車シェアリングシステムへの導入実績もあります。