(株)ナツメ(TSR企業コード:293412472、法人番号:7010501011372、台東区根岸3−1−18、平成5年10月、資本金1000万円、夏目政明社長)と、関連の(株)ナツメ青山(TSR企業コード:295980907、法人番号:7010401065106、港区南青山7−1−7、設立平成16年4月、資本金7000万円、同社長)、(株)ナツメ田園調布(TSR企業コード:297717588、法人番号:7010901018983、世田谷区東玉川2−5−7、設立平成16年4月、資本金7000万円、同社長)の3社は12月28日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には廣畑牧人弁護士(今野・前田・廣畑法律事務所、港区赤坂5−4−10、電話03−3585−4896)が選任された。
 負債総額は金融債務を中心にナツメが約18億8400万円、ナツメ青山が約12億9000万円、ナツメ田園調布が約7400万円、3社合計32億4800万円。

 ナツメは高級中古外車の専門販売店「ナツメ上野ショールーム」を運営。輸入車の中でもランクが高い1000万円台の高級車を中心に取り扱い、富裕層などを顧客として平成18年3月期は売上高約31億5000万円をあげていた。また、関連のナツメ青山とナツメ田園調布はそれぞれ「ナツメ青山ショールーム」、「ナツメ田園調布」を運営していた。
 高級中古外車の専門店としてグループ一体となった経営を行っていたが、リーマン・ショック時の経済情勢の悪化などから、以降の販売数減少に歯止めがかからず、ナツメの21年3月期の売上高は約13億5000万円にまで落ち込んでいた。
 そうしたなか、22年以降はグループ再編を進め、ナツメの事業をナツメ青山に譲渡していたほか「ナツメ田園調布」も閉鎖するなどして、近時はナツメ青山のみでの事業展開となっていた。しかし、金融債務の負担も重く経営も限界に達したことから、28年10月に事業を停止し債務整理を進めていた。