11日、韓国日報によると、人事の際に飲酒運転で摘発された職員を上級職に昇進させたり、要職に起用したりするなどして、全羅南道・麗水市長が職員らから非難を浴びている。資料写真。

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2017年1月11日、韓国日報によると、人事の際に飲酒運転で摘発された職員を上級職に昇進させたり、要職に起用したりするなどして、全羅南道・麗水の朱哲鉉(チュ・チョルヒョン)市長が職員らから非難を浴びている。

麗水市によると、最近行われている定期人事で、飲酒運転の前科がある6級行政職のAさん(51)を5級事務官の昇進0順位とされる市長秘書に抜擢した。Aさんは2015年9月に飲酒運転で摘発され、懲戒処分を受けている。

不正を働いた公務員も幹部の昇進者に含まれるなど、ずさんな人事検証システムも指摘されている。市の官用車を個人的な通勤用に使用し、数百万ウォン(数十万円)を他の部署に転嫁した疑惑をかけられた6級のチーム長は事務官に昇進した。その後、監査担当官室は一足遅れて調査に着手し、事実が確認されると、該当幹部を懲戒したという。

頻繁に行われる補職変更も批判を浴びている。柿田洞では、ここ1年で3人も洞長が変わっており、専門性が要求される文化芸術課と地域経済課は、昨年の7・8月と今年1月の人事で課長が2回も交代した。特に大きい地域のトップには側近らを全面に配置したとされ、「地方選挙に備えた人事」という指摘が出ている。

市の内部掲示板には職員らの批判コメントが寄せられており、「昇進するためには飲酒運転すること」、「一生懸命働いた職員が昇進から排除された」、「まるで政界。がっかり」など不満の声が相次いでいる。

これに対し、チェ・ジョンソン副市長は、「市長秘書の飲酒運転はわずかなもので、卓越した能力を持っている」と答え、さらに、「頻繁な人事異動は転任制限を守れない場合があり、選挙用だという指摘は、団体長の立場として大きな地域の事務所に信頼できる人を送るのが人情の常ではないか」と釈明している。

これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「麗水市民として恥ずかしい」
「地方の後進都市と言われたくなければ改善すべき」
「公務員のおかげで汚い市として知れ渡ったね。これは受賞もの。もう市の広報はいらない」

「市長を調査してみろ。きっと不正があるから。そもそも公正じゃない人事自体が不正だ」
「市民はしっかり人を見て選ぶべき。こういう人が後々国会議員の要職に就いて…あとは分かるでしょ?」

「地方自治制は廃止すべき。公務員の数だけが増えるばかりで、くだらない不正がたくさん」
「地方自治制について次の国民投票で決めよう。地方自治は広域市や都市がした方がいい」

「韓国はこんなことが多い。麗水だけがそうだと思う?」
「もっとひどいところもある」

「腐った政治家や公務員はクビにして、清い公務員を夢見る就活生を採用したら、真の先進国になれるだろう」(翻訳・編集/松村)