今や政治に欠かせない重要なツールとなったSNS。そのSNSの代表格、FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ氏は、もーしかしたら政界進出を狙っているのかもしれません。ザッカーバーグ氏が実権を握るチャン・ザッカーバーグ・イニシアチブ財団が、オバマ大統領、ブッシュ元大統領の政治キャンペーンを手がけた人間を、新たに雇用したことが明らかになりました。

チャン・ザッカーバーグ・イニシアチブ財団は、ザッカーバーグ夫婦が娘誕生を機に設立した合同会社で、今後、夫婦が所有するFacebook株の99%(約5兆円相当)をさまざまな取り組みに寄付していくことを目的としています。ここが新たに雇ったという敏腕政治関係者は2人。1人はオバマ大統領の政治キャンペーンマネージャーを務め、現在Uberの役員であるデイビット・プラフ氏。もう1人は、ブッシュ元大統領の政治キャンペーンでマネージャーとして活躍し、共和党全国委員会議長を務めるケン・メルマン氏。雇用の理由は、どのように財団を運営し慈善事業を行なうべきか指揮をとってもらうためと言いますが、本当のところはどうなのでしょう…。

マーク・ザッカーバーグ氏の政界進出は米メディアが注目しており、例えば、TechCrunchでは、Facebook社内はザッカーバーグ氏が政界進出後も会社の実権を保てるよう動いていると報じています。また、毎年Facebook上で発表されるザッカーバーグ氏の今年の目標が「米国内全州を訪れ、その土地の人と会う」というのも、政界進出を匂わせる一因となっています。

アメリカ経済の大きな担い手であるIT界と政界は、切っても切れない関係です。ヒラリー・クリントン氏の計画では、Appleのティム・クックCEOの名前が副大統領候補にあがっていましたし、ドナルド・トランプ氏もテック界の重要人物を集めて会談してましたね。まぁね、関係は密でも、いざそっちの世界に打って出るというのは容易なことではないのでしょうけれど。だからこそ、今回の雇用が注目されるわけで…。しばらくの間、ザッカーバーグ氏の政界進出の噂は続くのではないでしょうか。


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source: QUARTZ

(そうこ)