2015年にマイナーチェンジを受け、NAエンジンから「ライトサイジング」と呼ぶターボを搭載している最新型のポルシェ911カレラ。

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今回、911カレラに新たに加わるのは、お馴染みの「GTS」シリーズ。2017年3月からクーペとカブリオレにそれぞれ後輪駆動(RR)の911カレラGTS、4輪駆動の911カレラ4 GTS、そして4輪駆動・タルガトップの911タルガ4 GTSという、計5種類のモデルバリエーションが設定され、2月9日から予約受注が開始されます。

新開発の3.0L 水平対向6気筒ツインターボエンジンは、450ps/550Nmの最高出力と最大トルクを発生。現行の911カレラSを30ps上まわる数値で、自然吸気エンジンを採用していた先代GTSモデルから20psのパワーアップとなります。

素の911カレラでは動力性能が物足りない層にアピールするパワーだけでなく、GTS全モデルに「ポルシェ アクティブ サスペンション マネジメント(PASM)」が標準装備されることで、カレラ/カレラSより車高も10mmダウン。さらに、GTSクーペではスポーツシャーシが組み込まれるため、さらに車高が10mm低く設定されます。

GTSの中で最も加速性能に優れるのは911カレラ4GTS クーペで、デュアルクラッチトランスミッションのPDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)と標準装備される「スポーツクロノパッケージ」を組み合わせることで、静止状態から100km/hまでの加速を3.6秒でカバー。

最高速はどのGTSモデルも300km/hを超えます。最高速が最も速いのはクーペに後輪駆動を組み合わせた911カレラGTSで、PDKとの組み合わせでは310km/hに到達。

時代に即して燃費も向上。PDKを装備した911カレラGTSの場合、NEDC(新欧州ドライビングサイクル)の燃費は8.3L/100km(CO2排出量に換算すると188g/km)となります。

内・外装のデザインでは、RRを含む全モデルが4WDと同じワイドボディを採用し、新しいスポーツデザインのフロントエプロンがスポーティなキャラクターを強調しています。このフロントマスクは空力面でも最適化されていて、低く構えたフロントスポイラーとより高くせり出すリヤスポイラーによって、カレラSモデルより前後のリフトを低減。

インテリアもGTSらしいスポーティな仕上がりです。スポーツクロノパッケージのストップウォッチはダッシュボード中央部に埋め込まれ、「ポルシェ・トラックプレシジョン・アプリ」も新型GTSの登場に合わせて変更。ドライビングデータの自動記録や詳細データの表示、分析などがスマホで手軽にできます。

シートは新しいステッチパターンのアルカンターラが採用され、ヘッドレスト部分にGTSロゴが埋め込まれたスポーツシート プラスは4方向に電動調整可能となり、横方向のサポートと快適性を向上。

インパネは、目の粗い黒の酸化コート処理が施されたアルミパネルが目を惹くほか、ステアリングホイールのリムやセンターコンソールボックスなどにアルカンターラが採用されています。

ハンドル位置はすべてのモデルで左右ともに設定。ミッションは7速PDKのみの設定で、価格は下記のとおりです。

ニュー ポルシェ 911カレラGTS:¥17,500,000
ニュー ポルシェ 911カレラGTS カブリオレ:¥20,160,000
ニュー ポルシェ911 カレラ4 GTS:¥18,500,000
ニュー ポルシェ911 カレラ4 GTS カブリオレ:¥21,160,000
ニュー ポルシェ911 タルガ4 GTS:¥21,160,000

(塚田勝弘)

ポルシェ911にGTSが追加設定。2月9日から予約をスタート(http://clicccar.com/2017/01/13/434936/)