11日、PM2.5が原因とみられるスモッグによる被害が深刻化する中国で、スモッグ対策に効果があるとされるお茶が出回っている。だが中国の医学専門家は、こうした商品の一部に健康上の問題を引き起こす可能性のある成分が含まれていると警鐘を鳴らしている。

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2017年1月11日、中国北部を中心にPM2.5が原因とみられるスモッグによる被害が深刻化する中、中国の薬局やオンラインサイトでは「抗霾茶」と呼ばれるスモッグ対策に効果があるとされるお茶が出回っている。だが中国の医学専門家は、こうした商品の一部に健康上の問題を引き起こす可能性のある成分が含まれていると警鐘を鳴らしている。英BBCが伝えた。

いわゆる抗霾茶にはさまざまなレシピがあるが、一般的には乾燥した花や根などで構成されている。これらは、ある種の飲み物を飲むと、健康を増強し、体内から不純物を取り除くことができるという中国の医学的信念に由来するものだ。

中国で人気の高い通販サイトの「淘宝網」では、乾燥した菊など7種類の成分を含む茶が「肺を潤しスモッグに効く」として、1袋20元(約330円)程度で販売されている。

だが中国の専門家は「そのような茶は信頼できない」と指摘する。長期間服用すると健康上の問題を引き起こす可能性のある成分が含まれているものもあるためだ。この専門家は「健康的な食事を維持し、免疫力を強化することが大切だ」と付け加えている。別の報告書でも、スモッグとの戦いにおいては、空気清浄機の使用とマスクの着用がより効果的だとしている。(翻訳・編集/柳川)