主演の小栗旬
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 小栗旬が「信長協奏曲」(2014)以来およそ2年半ぶりに主演を務めるテレビドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班(仮)」が、カンテレ・フジテレビ系4月期に放送されることが明らかになった。原案・脚本を務める直木賞作家・金城一紀が小栗を主演に据えて5年前から構想を練ってきた作品であり、小栗は「実現することは難しいだろうと半ば諦めかけていた」という率直な感想と共に企画実現の喜びをあらわにしている。

 映画化もされた青春小説「GO」で第123回直木賞を受賞した金城が手掛けるアクションエンターテインメント。公安機動捜査隊特捜班の面々がテロリストや新興宗教団体、軍事スパイ、麻薬密売組織、裏の顔を持つ政治家などの巨悪に挑む姿を一話完結ストーリーとして描く。

 特捜班は、各分野のスペシャリストが結集した警察庁警備局長直轄の秘密部隊。小栗が演じるのは、元自衛隊員の捜査員・稲見朗(いなみあきら)。稲見は自衛隊時代、ある特殊任務で心に深い傷を負い除隊し、現在に至る。同じ特捜班に所属する真面目でストイックな男・田丸三郎には西島秀俊。田丸もまた、ある事件をきっかけにかつていた公安部外事課から異動を命じられ、その後特捜班に引き抜かれたという過去を持つ。

 本作は、2人が繰り広げる激しいアクションも見どころとなる。カリ・シラットという武術を習得している金城がアクション監修を務め、この撮影のために、小栗と西島は1年前から金城のもとで訓練を受けてきた。「今までのドラマや映画とは違うアクションをしよう」という強い思いのもとに撮影が行われ、西島からは「普通の現場ならOKが出ているところでも、もっと質の高い動きを求められてなかなかOKを出してくれないので、僕は日々へこむ毎日です(笑)」という泣き言も出るほど。アクション俳優としての地位も確立する2人が、さらに技術に磨きをかけて挑む華麗なアクションシーンは必見だ。

 小栗いわく「今のゴールデンタイムではなかなか題材として描きづらい作品」。「何年か前に初めてこの企画の輪郭を聞いた時からいつか必ずやりたいと思っていましたが、実現することは難しいだろうと半ば諦めかけていたので、本当にここまで辿り着けて、とにかく携わっている全ての方々に感謝しています」と喜ぶ。西島も、初めて企画を聞いた時には映像化は不可能と思ったとのことで、「スタッフ・キャストが顔を合わせた時に『本当に撮影に入るんだ!』とようやく実感が湧きました。特に小栗君や金城さんにとっては数年越しの企画ですし、2人の強い思いが、色々なハードルを越えて実現したんだと思います」と語っている。

 また、小栗と西島は民放連続ドラマ初共演となるが、「いつかアクションのある面白いものをやろう」と話していたといい、本作でその約束が叶うこととなった。(編集部・小山美咲)

ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班(仮)」はカンテレ・フジテレビ系にて4月より毎週火曜夜9時〜放送