11日、韓国メディアによると、韓国・釜山市が日韓海底トンネル建設の妥当性を分析する研究に乗り出すことが分かった。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は釜山。

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2017年1月11日、韓国・聯合ニュースによると、韓国・釜山市が日韓海底トンネル建設の妥当性を分析する研究に乗り出すことが分かった。

釜山市は10日、ソ・ビョンス市長も出席する中で開かれた「2017年政策コンサート」で、西釜山発展に向けた戦略の1つである日韓海底トンネルを建設するための基礎研究を3月から開始すると明らかにした。

日韓海底トンネル問題は1980年代初めに日本の民間団体を中心に初めて提案され、これまで賛否両論の議論が交わされてきた。

ソ市長は2014年の選挙当時、西釜山開発プロジェクトの中で日韓海底トンネルの必要性を訴え、2015年に発表した「西釜山グローバルシティグランドプラン」で実行すべき課題の1つにトンネルの建設を挙げた。

日韓海底トンネルはユーラシアの関門として注目されているが、海底トンネルで日本とつながると、大陸に通じる始発・終着駅という釜山市の長所が消え、経由地に転落してしまうのではないかと懸念する声もある。

釜山市関係者は「日韓海底トンネルは経済的な問題ではなく、国民感情の問題が大きく影響する事案」とし、「とりあえずは海底トンネルの建設が釜山にどのような影響を及ぼすかについて考えるという意味で研究を開始する」と述べた。

最近、釜山の日本総領事館前に慰安婦像を象徴する少女像が設置され、日韓の外交関係が悪化していることも、海底トンネルに対する否定的な認識の拡散に影響を及ぼすとみられている。

これについて、韓国のネットユーザーからは「余計なことをするな」「なぜ韓国が日本の大陸進出、発展の手伝いをしなければならない?」「今の状況で?日本が慰安婦問題を心から反省して謝罪し、両国の関係が良くなってからにして。今は絶対に駄目!」「釜山市が韓国を滅ぼそうとしている」「日韓海底トンネルができたら釜山港はどうなる?米州を出発した貨物船は日本で荷役し、そこから列車で運送するようになるだろう。観光客も船を利用しなくなる。釜山港は滅び、失業者であふれるだろう」「トンネル建設にかかる多額の費用を別のところに使った方がいい」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/堂本)