ガーナ新大統領の就任スピーチ、原稿は“パクリ”だらけ(出典:http://www.jalupon.com)

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ガーナ共和国では昨年12月に大統領選挙が行われ、野党NPP(New Patriotic Party:新愛国党)のナナ・アクフォ=アド氏(Nana Addo Dankwa Akufo-Addo)が新大統領の座を勝ち取った。だがその就任演説の評判がすこぶる悪いもよう。興味深い話題をラゴスのメディア『jalupon.com』が伝えている。

7日に行われたガーナ共和国のナナ・アクフォ=アド新大統領の就任式。友好関係にある日本からも、安倍晋三内閣総理大臣の特使として坂井学・衆議院議員(日本・ガーナ友好議員連盟会長)が出席した。だがアクアフォ=アド氏は十分な力を持つスピーチライターを雇っていなかったもようだ。とんだ手抜き原稿で大恥をかく羽目になってしまった。30分にわたる演説のほとんどが、2人の米大統領たちが就任演説時に用いた表現を盗用したものであったという。

たとえばジョージ・W・ブッシュ氏の2001年1月の就任演説からは、“I ask you to be citizens: citizens, not spectators; citizens, not subjects; responsible citizens building your communities and our nation.(私は皆さんに国民であることをお願いしたい。傍観者や従属者ではなく国民であることを、ご自分のコミュニティーや国家を築くべく責任ある国民であってくれるようお願いしたいのです)”という部分がそのまま引用された。

またビル・クリントン氏の1993年1月の就任演説のある部分は、“アメリカ人”をガーナ人に変えてアド氏は“Though our challenges are fearsome, so are our strengths. Ghanaians have ever been a restless, questing, hopeful people. And we must bring to our task today the vision and will of those who came before us.(私たちのチャレンジは凄まじいものだが、それは同時に強さでもあります。ガーナの国民は今、かつてないほど活発で探求心や希望に満ちています。我々は先人たちのビジョンや意志を引き継ぎ、しっかりと任務を果たしていかなければなりません)”と述べた。

早くもスピーチライターの刷新が必要となったアド新大統領。「こんなことでは先が思いやられる」と国内外から苦笑を誘っているもようだ。

出典:http://www.jalupon.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)