12日午後、沖ノ鳥の周辺海域を含む中西太平洋に向けて出港する台湾の巡視船「巡護7号」(1000トン級)=写真は2014年3月20日高雄港で撮影したもの

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(台北 12日 中央社)台湾漁船5隻が沖ノ鳥(日本名:沖ノ鳥島)周辺の海域で操業していたところ、日本の海上保安庁の巡視船による妨害を受けたとの情報が11日、外交部に入った。同部が12日、明らかにした。同部は即座に行政院(内閣)農業委員会漁業署に適切な対処を要請し、日本に対し、沖ノ鳥周辺海域についての台湾の立場を再度申し入れたとしている。

外交部は、沖ノ鳥周辺は国際的に疑義が存在する海域だとする政府の従来からの一貫した姿勢と、当事者同士が国際法に基づく話し合いで平和的な解決を目指すべきとの主張を説明。同海域の法的地位については国際間で結論が出ておらず、日本側は台湾漁船の同海域での航行と操業など、公海自由の原則を尊重するべきだと強調している。

(戴雅真/編集:名切千絵)