トップモデルたちが美を競う (C)2016, Space Rocket,
Gaumont, Wild Bunch

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 デンマークの鬼才ニコラス・ウィンディング・レフン監督の最新作「ネオン・デーモン」の本編映像が公開された。野心を秘めた主人公の新人モデル役を演じたエル・ファニングが、オーディションで下着姿になり、ライバルたちと無言の戦いを繰り広げる様子が収められている。

 映画は、ファッション業界の裏側に渦巻く欲望を、幻想的な映像美とともに描き出すサスペンス。トップモデルを夢見る16歳の少女ジェシー(ファニング)は、永遠の美を手に入れるためなら悪魔に魂を売り渡すファッション業界の邪悪な毒に染まっていく。

 このほど公開された動画では、トップデザイナーであるロバートのショーに出演するため、下着姿のモデルたちが文字通り身ひとつで勝負を繰り広げるさまが描かれる。静まり返った会場で、ベテランモデルのサラ(アビー・リー)はウォーキングを披露するものの、ロバートは目もくれず、屈辱を味わう。その後ジェシーが現れると、一瞬で魅了されたロバートの態度は急変し、採用を即決。サラは、天性の魅力を振りまくジェシーへの嫉妬を隠し切れず、うろたえた表情を見せる。

 ファニングはこの場面が「1番好き」と言い、「ある意味この映画の言わんとしていることを凝縮しているようなシーン」と分析する。女の闘いが繰り広げられる緊迫の場面だが、舞台裏では「スーパーモデルのアビー・リーにランウェイの歩き方を教えてもらったの。腕は動かさない、足は交差して歩くとか」と共演者たちと仲良く過ごしたことを明かし、「(共演女優たちが)私に意地悪をしなくちゃいけないシーンでも、笑い声が絶えないような現場で本当に楽しかったわ!」と撮影を振り返っている。

 「ネオン・デーモン」は、1月13日から東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国順次公開。