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●ついにCoreプロセッサが第7世代に
○ついにCoreプロセッサが第7世代に

Intelの「Kaby Lake」こと、第7世代Coreプロセッサがついに登場、発売が開始された。Kaby Lakeはモバイル向けがすでに投入されていたが、デスクトップ向けはこれが初めて。今回入荷が確認できたのは、Core i7が3種類、Core i5が7種類、Core i3が5種類、PentiumとCeleronが2種類ずつの計19モデルで、主な仕様と価格は以下の通り。

Kaby Lakeは、前世代「Skylake」の改良版プロセッサである。ソケットは従来と同じLGA1151。CPUコアの機能に大きな違いはなく、製造プロセスも14nm世代のままだが、この製造プロセスが進化しており、全体的に動作クロックが向上している。たとえばi7-6700Kの4.00/4.20GHzに対し、i7-7700Kは4.20/4.50GHzといった具合だ。

デスクトップ向けKaby Lakeの性能については、大原雄介氏によるレビューがあるので、詳しくはそちらを参照していただきたい。

Skylakeの登場からは1年5カ月が経過しているため、i7-6700Kの現在の価格は4万円ほどまで低下しているものの、初値は5万円程度だった。Kaby Lakeは高速化しつつ安くなったと言え、コストパフォーマンスには期待できそうだ。

ラインナップは従来通り、無印の通常モデルほか、倍率アンロックのK付きモデル、省電力のT付きモデルが用意される。なお低価格向けのCore i3ながら、K付きとなっているi3-7350Kが非常にユニークな存在であるが、残念ながらこちらは未入荷。発売日は不明なものの、価格は24,000円前後になる模様だ。

●百花繚乱の200シリーズ搭載マザー
○百花繚乱の200シリーズ搭載マザー

Kaby Lakeの投入に合わせ、対応する200シリーズチップセットを搭載したマザーボードが、ベンダー各社から発売されている。チップセットは、オーバークロック向けのZ270、メインストリーム向けのH270、低価格向けのB250などがあり、それぞれ、従来のZ170、H170、B150から機能が強化されている。

今回、入荷が確認できたのは、ASUS、ASRock、MSI、GIGABYTE、Supermicroといった各社のマザーボード。チップセット側のPCI Expressレーン数が増えたことで、全体的に、M.2スロットをデュアル搭載する製品が増えた印象だ。あまりにも製品の種類が多く、とても全部は紹介しきれないので、いくつか代表的なものをお伝えしたい。

今回もラインナップが充実しているのはASUS。全14種類も発売されており、様々なニーズに幅広く応えられるだろう。ゲーマー向けの最上位モデルは「ROG MAXIMUS IX FORMULA」で、価格は55,000円前後。高耐久向けには「TUF Z270 MARK 1」が登場しており、こちらの価格は36,500円前後だ。

近年、存在感を増しているのがASRock。定番モデルと言えるのは「Z270 Extreme4」で、価格は25,000円前後。BUY MOREではこの製品が一番売れ筋だという。またユニークなのは、H270でマイクロATXながら高性能な「Fatal1ty H270M Performance」。こちらの価格は17,500円と、お買い得感が高い。

MSIは、Mini-ITXを3種類も揃えた。ゲーマー向けには「Z270I GAMING PRO CARBON AC」が用意されており、価格は23,500円前後。またATXでは、最上位モデル「Z270 XPOWER GAMING TITANIUM」が出ており、価格は48,500円前後。マイクロATXでは「H270M MORTAR ARCTIC」が、低価格ながら白基板を採用していて面白い。価格は15,000円前後。

●Kaby Lakeにも良い静音クーラー
○Kaby Lakeにも良い静音クーラー

サイズの「MUGEN5(無限五)」は、サイドフロータイプの大型CPUクーラーだ。ヒートパイプは6mm径を6本使用。12cmファンを搭載しながら、高さは154.5mmに抑えられており、ケースとの互換性が向上した。ファンは静音の「KAZE FLEX」を採用。回転数は300〜1,200rpmで、ノイズレベルは4.0〜24.9dBAだ。価格は7,000円前後。

また同じくサイドフロータイプのCPUクーラーとして「IZUNA(いずな)」も新発売。こちらは高さをさらに145mmに抑えており、汎用性が増した。搭載ファンは12cm径の「KAZE-ZYUNI」。回転数は300〜1,400rpmで、ノイズレベルは3〜28dBA。価格は3,500円前後と安いが、対応はIntel製CPUのみなので注意が必要だ。

(大塚実)