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富士通は1月12日、クラウド、モバイル、ビッグデータ、IoT、AIなどの最先端技術と、同社SEの知見・ノウハウを融合したデジタルビジネス・プラットフォーム「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc」(以下、MetaArc)で展開している 「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE」(以下、ユビキタスウェア)を活用した「ユビキタスウェア 安全管理支援ソリューション」(以下、安全管理支援ソリューション)の機能を強化し、2月上旬よりSaaSで提供開始すると発表した。

安全管理支援ソリューションは、熱中症の発生や作業者の状態を把握することが難しい建設業や製造業などの現場において、作業者の状態、位置情報を遠隔で把握することで見守り、安心して働ける職場づくりを支援するもの。

作業者に装着したセンサーデバイスで、温湿度やパルス数をセンシングし、同社のアルゴリズムで分析・解析することで、各個人の熱ストレスレベル、身体負荷レベルの推定ができる。

事前に設定した通知条件に該当した場合、管理者へアラームが通知されるため、作業者への休憩指示や万が一の事故発生時の迅速な対処など、個人に合わせた状態の管理を行うことができるほか、加速度や気圧をセンシングし分析・解析することで転倒・転落の検知も可能としている。

今回の機能強化により、ユーザーは現場運用・設定・管理や報告・レポートといった一連の流れで安全労務管理を可能にするとともにSaaSで提供することで、ユーザー側で運用に必要なアプリケーションなどのシステム開発が不要になるという。

同社は、主な機能強化のポイントとして「作業者状況把握機能の強化」「作業グループの設定・管理機能の追加」「データ出力機能の追加」の3点を挙げている。

作業者状況把握機能の強化では、遠隔管理者は現場ごとの状態をWebアプリケーションで俯瞰的に確認することができ、従来のように各作業者のアラームを通知するだけでなく、アラーム発生時の位置、対応状況の確認などを現場ごとに把握することが可能なため、状況に応じた適切な対処を促すことで、重大な事故の発生を防止する。

作業グループの設定・管理機能の追加については、現場の作業グループや作業者数の増減、アラーム発生条件の変更など、最適な設定を管理する機能を提供し、現場の状況に応じた管理体制の構築を可能とした。

データ出力機能の追加に関しては、アラーム発生状況や対応状況、作業現場の環境情報など、取得したデータを項目ごとにCSVデータで出力できるため、報告書の作成やデータ分析などに活用することが可能だという。なお、価格は個別見積もり。

(岩井 健太)