12日、マレーシアのムヒディン・ヤシン前副首相が「中国の投資は歓迎しない」と発言したことに対して批判の声が聞かれている。写真はマレーシア・クアラルンプール

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2017年1月12日、マレーシアのムヒディン・ヤシン前副首相が「中国の投資は歓迎しない」と発言したことに対して批判の声が聞かれている。環球時報が伝えた。

報道によると、先日取材を受けたムヒディン前副首相は、中国の投資を促すナジブ首相を批判し、「中国の投資がマレーシア人の職を奪い、現地人と現地に住む中国系住民の不幸の源となる」と語った。

これに対しマレーシアのリオウ・ティオンライ運輸相は10日、自身が会長を務めるマレーシア華人協会の本部で「副首相在任時に中国に訪問し投資を呼び込むため活動していたが、どうやら主張を変えたようだ」とし、ムヒディン前副首相の主張は筋が通っていないと指摘した。

さらに、現地の中国大使館関係者は、「一部の政治家は、在任時に中国とマレーシアの友好を強調し中国の投資を後押ししようとするが、ひとたび権力を失うと民衆の嫌中感情をあおり立てる。中国は他国の内政に干渉しないとの原則を堅持するが、中国とマレーシアの協力関係が手段を選ばない策略により破壊されることは望まない。両国の協力はマレーシア人に利益をもたらす。『中国の投資がマレーシア人の職を奪う』というのはでたらめだ」と批判した。(翻訳・編集/内山)