12日、韓国・ハンギョレ新聞によると、国連事務総長を退任した潘基文氏が韓国への帰国に際しソウル仁川空港にVIP待遇を求めたものの、空港公社側から断られていたことが分かった。写真は潘基文氏。

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2017年1月12日、韓国・ハンギョレ新聞によると、国連事務総長を退任した潘基文(パン・ギムン)氏が韓国への帰国に際しソウル仁川空港にVIP待遇を求めたものの、空港公社側から断られていたことが分かった。潘氏は以前、派手なもてなしは求めず市民と共に歩むとして「地下鉄帰宅」まで検討中とも伝えられていただけに、韓国では報道が物議を醸している。

野党「共に民主党」の議員が仁川空港関係者の話として明かしたところによると、潘氏側から公社に待遇・もてなしに関する要請があったが、規定に沿わない内容であったため、空港では原則通り対処することを決めたという。潘氏側が求めた待遇の具体的な内容は明らかになっていないが、貴賓室の使用や記者会見用の演壇設置などが含まれていたとされる。

仁川空港の「VIP礼遇に関する規則」によると、7室ある貴賓室のうち「ソナム(松)室」は、現職および元大統領・国会議長・大法院長(最高裁判所長官)・憲法裁判所長といったVIP中のVIPのみに開放され、より面積の広い「ムグンファ(ムクゲ)室」など2室が記者会見場としても使用できるとなっている。また他の貴賓室は、現職の政党代表・国際機関代表などが使用できる。

潘氏は帰国に先立ち「飛行機から降りたら、一般の市民たちと同じように自分で荷物を受け取り入国審査場を通って出てくる」などと発言していただけに、報道には韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「日和見主義者、潘基文」
「第2の黄教安(ファン・ギョアン首相・大統領権限代行。過剰な儀典・待遇がたびたび話題となっている)か?なぜそこまで待遇を気にするんだろう?」
「基文よ、みっともないからもうやめなさい」

「朴槿恵(パク・クネ大統領)に負けず劣らず国を滅ぼす人だ」
「一般市民として帰って来ると言ってたはずが…今やただの人なのにVIP待遇を要求とはね」
「早くも本性が現れたか」

「年寄りの政治家はみんな同じだね」
「初めの一歩からして言行不一致」
「今からパワハラしてるの?」
「仁川空港、よくやった!」(翻訳・編集/吉金)