調査会社Gartnerが、今年Windows搭載機の出荷台数は低迷し、iOSとmacOS搭載機の出荷台数と逆転する、との予測を発表しました。

AppleデバイスとWindowsデバイスの出荷台数が逆転

Gartnerによれば2017年、AppleのiOSデバイスつまりとiPhoneおよびiPadと、macOS搭載機すなわちMacを合わせた出荷台数は、Windows搭載デバイスの出荷台数を上回る見通しです。そして2018年、2019年にはその差がさらに拡大すると同社は予測しています。
 
同社の調査では、2016年に出荷された23億台のデバイス(PCやスマートフォン)のうち、Windows搭載デバイスは約2億6,000万台で、全体の約11.2%でした。ご推察のとおり、圧倒的多数を占めているのはAndroidデバイスです。
 
一方iOSとmacOS(以前はOS X)搭載デバイスの2016年の出荷台数は、対前年比10%ダウンの2億4,800万台でした。これはiPhoneの売り上げ減によるものです。

Appleデバイスは2017年に復活

しかしGartnerは、iOSおよびmacOS搭載デバイスの出荷台数は、2017年に持ち直すと予測しています。両OS搭載デバイスの出荷台数は今年8%増の2億6,800万台となり、2018年にはさらに3%増の2億7,600万台、2019年も3%増で2億8,500万台になるだろう、とGartnerは見ています。
 
それに対しWindows搭載デバイスの出荷台数は、2017年には対前年比で3%減の2億5,200万台となり、2018年にはほぼ横ばいの2億5,300万台、2019年には1.8%と微増の2億5,700万台となる見通しです。
 
これによりWindowsデバイスとAppleデバイスとの差は、2016年にはWindowsが1,200万台上回っていたのが2017年に逆転、2019年にはAppleデバイスのほうが2,700万台多くなるというのがGartnerの見立てです。

PCにほぼ依存するWindows

Windowsデバイスが今後低迷するという予測の根拠は、WindowsがほぼPCに依存していることにあります。PC出荷台数が減少しているうえに、Microsoftは昨年、スマートフォン事業を大幅に縮小しています。
 
Gartnerの予測によると、2016年におけるPC型デバイスの出荷台数合計は2億6,800万台で、前年から7%減少しています。そして2017年にはさらに0.7%減少し、2億6,600万台となる見通しです。ただし2018年には若干持ち直して2億7,200万台、2019年には2億7,800万台となるだろう、と同社は予想しています。
 
PCがなくなることはないものの、市場は縮小しています。2012年には年間3億5,000万台以上が出荷されていたことから見ても明らかです。
 
 
Source:Computerworld
(lunatic)