白い赤福餅と通常の赤福餅(赤福提供)

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 和菓子老舗の赤福(三重県伊勢市)は、江戸時代後期から明治時代末期にかけて黒砂糖を使ってつくられていた赤福餅をイメージした復刻版と、白小豆を使った白あんの赤福餅を、4月に同市で開幕する全国菓子大博覧会で限定販売する。

 赤福によると、1707(宝永4)年の創業当初は塩で味付けし、江戸後期に黒砂糖に切り替えた。白砂糖を使った現在の赤福餅は1911(明治44)年に皇室に献上したのが始まり。第1回菓子博がこの年に開かれたこともあり、地元開催に合わせて土産用に復刻版をつくることにした。

 黒砂糖味の復刻版は12個入りで1100円(税込み)。白砂糖のものよりも甘みがやや強いという。包装紙は当時のものをイメージしたものにする。

 また、菓子博では、初めて白小豆を使った白あんの赤福餅も売り出す。会場内の茶屋で、通常の赤福餅との2個セットを210円(同)で提供する。菓子博は4月21日〜5月14日に開かれ、60万人の入場者が見込まれている。(荻野好弘)