北米市場で累計250万台以上を販売してきた人気ミニバン、ホンダ・オデッセイが5代目へとフルモデルチェンジをします。

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といっても、日本で売られているオデッセイとは別物の、北米向けに開発されたモデル。かつて日本ではラグレイトという名前で売られていたこともありました(ラグレイトは、ホンダの社長である八郷隆弘さんが、かつて開発責任者を務めたクルマです)。

2017年春からの発売を前に、デトロイトショーで発表された新型オデッセイは、北米市場のニーズに合わせた大型のミニバンです。その大きなボディを走らせるのは、3.5リッターV6直噴エンジンと、新開発の10速ATというのが注目です。

280馬力を発生するV6エンジンは可変シリンダーシステム(気筒休止システム)を採用、新開発ATとあいまって、力強い走りと環境性能をバランスさせていることが予想されます。

新たに北米向けオデッセイに採用された「マジックスライドシート」も注目の装備です。

基本的には8人乗りですが、2列目中央席を外すことにより、2列目をキャプテンシート的に使えたり、片側に寄せてチャイルドシート使用時にも3列目へスムースに乗り込めるレイアウトにできたりと便利に使える機能です。

大きなキャビンですが、乗員同士のコミュニケーションをしやすくするために、遮音ガラスや3層のドアシールを採用するなどノイズ低減にも力を入れています。さらに、ドライバーが後部座席の乗員にスピーカーやヘッドフォンを通して話しかけることができる「キャビントーク」を搭載しています。

暗い室内でもダッシュボード中央の8インチ高解像度ディスプレイオーディオに、車載の赤外線カメラで後部座席の様子を映し出すことができる「キャビンウォッチ」など、ファミリーユースで役立つ技術は日本市場への投入も期待されます。

(山本晋也)

3.5リッターV6と10速AT、北米向け新型オデッセイが初公開【デトロイトショー2017】(http://clicccar.com/2017/01/11/434551/)